富士通クライアントコンピューティングの「FUJITSU Desktop ESPRIMO Edge Computing Edition Z0110/W」(以下、Z0110/W)は、エッジコンピューティングに向いたパソコンである。Windows 10 IoT Enterpriseを搭載したパソコンに、無線LANアクセスポイント機能を持たせた。Z0110/Wに無線で接続したWindows端末群のデータを処理できる。法人向けに富士通が販売する。

「FUJITSU Desktop ESPRIMO Edge Computing Edition Z0110/W」の外観
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 最大の特徴は、Windows機器にWindows Updateデータを配信するWSUS(Windows Server Update Services)サーバーへのアクセス集中を緩和する機能を備えること。Windows Updateの更新データをキャッシュする機能を持ち、Z0110/W上にキャッシュデータがある場合は、WSUSサーバー上の更新データではなくZ0110/Wのキャッシュデータを配信する。

 更新データをキャッシュすることで、Windows Updateの時間を短縮できる。同社の検証によると、40台のWindows機器を「Windows 10 Version 1809」から「Windows 10 Version 1903」にアップデートした場合、ダウンロード時間をZ0110/Wの導入前と比べて15分の1に短縮できたという。

 背景には、Windows 10搭載パソコンの導入が進んでいる状況がある。Windows 10は、毎月1回の品質更新プログラム(約1Gバイト)と、年2回の機能更新プログラム(約3Gバイト)がある。Windows Updateによって、社内WSUSサーバーへのアクセスが集中し、ネットワークに負荷がかかる。

FUJITSU Desktop ESPRIMO Edge Computing Edition Z0110/Wの概要
用途と機能エッジコンピューティング用途に向いたパソコン。Windows 10 IoT Enterpriseを搭載したパソコンに、無線LANアクセスポイント機能を持たせた
最大の特徴WSUSサーバーへのアクセスの集中を緩和する機能を備えていること。Windows Updateの更新データをキャッシュする機能を持ち、Z0110/W上にキャッシュデータがある場合は、WSUSサーバー上の更新データではなくZ0110/Wのキャッシュデータを配信する
キャッシュの効果富士通クライアントコンピューティングの検証によると、40台のWindows機器を「Windows 10 Version 1809」から「Windows 10 Version 1903」にアップデートした場合、ダウンロード時間をZ0110/Wの導入前と比べて15分の1に短縮できた
背景Windows 10は、毎月1回の品質更新プログラム(約1Gバイト)と、年2回の機能更新プログラム(約3Gバイト)がある。Windows Updateによって、社内WSUSサーバーへのアクセスが集中し、ネットワークに負荷がかかる
本体形状ボックス型の小型パソコンに、無線LAN接続用の外部アンテナを付けたもの
外形寸法アンテナをたたんだ状態で、190×185×高さ91.5ミリメートル。アンテナを立てた状態で、190×185×高さ214.9ミリメートル
重さ約2.4キログラム
価格オープン
発表日2020年6月15日
提供開始日2020年7月中旬