サイオステクノロジーの「SIOS bilink(サイオス ビリンク)」は、従量課金や定額課金の仕組みを提供するミドルウエアである。利用量に応じて課金するクラウドサービス事業や、定額課金制のサブスクリプション(購読)型ビジネスに向く。

SIOS bilinkのβ版(第1弾として提供する課金ルールエンジン)で提供する機能
(出所:サイオステクノロジー)
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 SIOS bilinkで提供する機能は、「リカーリングルールエンジン」(課金ルールエンジン)、「データ、システム連携基盤」、「収益最大化支援」の3つである。第1段階として、まずはリカーリングルールエンジンの機能を提供する。これにより、課金や原価配賦などの計算が不要になる。

 SIOS bilinkの特徴の1つは、個々の事業者の状況に合わせて必要な機能だけを安価に提供することである。使い勝手にも注力しており、GUI画面とWeb APIの両方の手段で利用できる。また、システム形態に合わせてオンプレミス版とSaaS版(Azure上で稼働)を選択できる。

 GUI、APIのどちらからでも、従量費の算出ルールとなる情報を登録できる。登録したルールと統計情報を基に、月々の請求額を算出する。また、GUIやAPIを介して、従量費の根拠となる統計データをJSON形式で出力できるほか、算出した請求額の履歴を参照できる。

 課金のパターンは、標準で4つある。(1)毎月同一料金の固定額で利用できるパターン、(2)利用量に応じて従量制で課金するパターン、(3)利用期間に応じて定額や割引・割増をするパターン、(4)利用量に合わせて段階的に費用が上がるパターン、である。これ以外のパターンについてはカスタマイズ対応となる。

SIOS bilinkの概要
用途と機能従量課金や定額課金の仕組みを提供するミドルウエア。利用料に応じて課金するクラウドサービス事業や、定額課金制のサブスクリプション(購読)型ビジネスに向く
提供形態オンプレミス版またはSaaS版(Azure上で稼働)
提供する機能■リカーリングルールエンジン(課金ルールエンジン)
■データ、システム連携基盤
■収益最大化支援
第1段階として、まずはリカーリングルールエンジンの機能を提供する。これにより、課金や原価配賦などの計算が不要になる
インタフェースGUI画面およびWeb APIの両対応
課金パターン■毎月同一料金の固定額で利用できるパターン
■利用量に応じて従量制で課金するパターン
■利用期間に応じて定額や割引・割増をするパターン
■利用量に合わせて段階的に費用が上がるパターン
価格SaaS版とオンプレミス版ともに月額制で、個別見積もり。最も廉価なパターンで、SaaS版を使った場合に、月額10~20万円程度
発表日2019年6月20日
提供開始日2019年6月20日