イスラエルのRookoutの「Rookout Enterprise」は、アプリケーション開発におけるデバッグ業務を支援するSaaS型クラウドサービスである。稼働中のアプリケーションからデータのスナップショットを取得して、アプリケーションが想定通りに動作しているかどうかをリアルタイムに確認できる。国内ではサムライズが販売している。

「Rookout Enterprise」の概要
(出所:サムライズ)
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特徴

 アプリケーションの動作を止めることなく、アプリケーションをデバッグできる。アプリケーションのテスト中や、本番稼働中でもデバッグできる。

提供形態

 アプリケーションに組み込んで使うSDK(ソフトウエア開発キット)。言語環境は、Java/.NET/Python/Ruby/Node.js。Java言語の場合は、JavaVMを起動する際の引数でSDKを指定する。Java言語以外の言語は、コンパイル時にSDKをリンクして使う。

仕組み

 設定したブレークポイントのタイミングで、アプリケーションの動作を止めることなくデータを取得できる。ブレークポイントを設定したソースコードの行を実行する前のタイミングで、各変数の内容とスタックトレースを取得する仕組みである。

 取得した変数の内容を表示するリンクを、デバッグチーム内で共有できる。Slack、Jira、Microsoft Teamsに対してメッセージを送信できるので、デバッグ環境を常時チェックする必要はない。

使い方

 開発しているアプリケーションに専用のSDK(ソフトウエア開発キット)を組み込むことによって利用できる。

 サムライズでは、APM(アプリケーション性能管理)と組み合わせて使うことを提唱している。APMで検知した性能劣化やエラー情報から、Rookoutが取得するスナップショットデータを参照する。これにより、ソースコードレベルの実行状況を把握できる。

稼働環境

 アプリケーションサーバー側の言語環境は、Java/.NET/Python/Ruby/Node.js

価格・料金(税別)

  • Rookout Communityは無償
  • Rookout Enterpriseは要問い合わせ(開発者やサーバー台数で変動)

発表日

2021年6月14日

提供開始日

2021年6月14日

備考

発表日、提供開始日は販売代理店であるサムライズのもの。