インテックの「LogRevi(ログレビ)」は、業務サーバーのログを1カ所に集約して統合的に管理できる統合ログ管理ソフトである。複数のログを時間軸などで関連付けて検索/参照できる。グラフや表でドリルダウン分析ができるWeb画面も生成できる。オプションで、社員の行動を可視化する「行動管理レポート」も作成できる。
特徴
形式が異なる複数のログを、時間軸などで関連付けて検索/参照できる。社員の行動を可視化する「行動管理レポート」を用いると、アンケート調査よりも簡単に、ITシステムのログから社員の勤務実態を把握できる。
提供形態
ソフトウエア。ログを収集して管理するサーバーソフトと、検索/分析用のコンソールソフトで構成する。CSV(カンマ区切り形式)、タブ区切り形式、固定長形式など、任意のログを取り込める。
オプションとして、社員の行動を可視化する「行動管理レポート」機能を備える。特定の日時における社員のシステム操作を可視化するレポートを作成できる。社員のPCの操作ログや入退室履歴などの客観的データを基に、各個人の労働の実態を可視化できる。
レポート上では、個々の社員の1日のシステム操作を、ログの出力件数を基に帯状に表示する。帯の色の濃淡によって、どの時間帯にどのぐらいの操作があったかを一目で確認できる。該当個所をクリックすることで、ログの詳細を表示できる。不審な行動を見つけた際は、すぐ調査へと移ることができる。
仕組み
Windowsファイル共有(CIFS/SMB)やファイル転送(SFTP)などを介して、監視対象となる業務サーバーからログファイルを取り込む。WindowsイベントログやSyslogも収集できる。
使い方
- 複数のログ同士を時間軸などで関連付けて検索/参照できる
- グラフや表を駆使したレポート(ドリルダウン分析可能なWeb画面など)も生成できる
- 行動管理レポートでは、社員の行動を可視化できる
稼働環境
- 稼働OSは、Windows Server 2012 R2/2016/2019(いずれもx64)
- Javaアプリケーションサーバーは、Apache Tomcat 8
- Web管理コンソールを利用できるWebブラウザは、Internet Explorer 11またはGoogle Chrome
価格・料金(税別)
- LogRevi本体は170万円から
- オプションの「行動管理レポート」は50万円
発表日
2021年6月17日
提供開始日
2021年6月