日立製作所の「超高速データベースエンジンHitachi Advanced Data Binder 05-00」は、高速に動くことをうたったRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)。高速動作の根拠として、非順序型実行原理を採用した。データの要求順序とは無関係に、非同期でデータを処理することで、ハードウエアの処理性能を最大限に引き出すとしている。

図1:Hitachi Advanced Data Binder新版の概要
(出所:日立製作所)
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 Hitachi Advanced Data Binderは、データ格納形式として、テーブルの行単位でデータを格納するローストア形式に加えて、テーブルの列単位でデータを格納するカラムストア形式を選択できる、カラムストア形式は、IoTセンサーのログといった時系列データの集計や検索処理に適する。

 カラムストア形式での集計処理の高速性を維持するための仕組みとして、データを追加したり更新したりした後に、追加したり更新したりした部分のデータ格納形式の変換を自動的に実施する。

 大規模データ同士を関連付けて分析する際のデータ表の結合処理を高速化している。ユーザーが指定した結合条件に該当しないデータの読み込みを自動的にスキップする。数千億レコードの表の結合を行う業務を想定した例では、読み込み量を従来の150億レコードから30億レコードまで削減できたという。

 ライセンス体系も工夫を凝らし、データ量に応じてシステムを拡張した際のコストを抑制している。サーバー台数とデータ容量に基づくライセンス体系をとっているため、サーバーあたりのプロセッサを増やしても新たなライセンス費用が発生しない。

超高速データベースエンジンHitachi Advanced Data Binder 05-00の概要
用途と機能高速に動くことをうたったRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)
高速動作の
根拠
非順序型実行原理を採用した。データの要求順序とは無関係に、非同期でデータを処理する。これにより、ハードウエアの処理性能を最大限に引き出すとしている
データ格納
形式
テーブルの行単位でデータを格納するローストア形式に加えて、テーブルの列単位でデータを格納するカラムストア形式を選択できる
ライセンス
体系の特徴
データ量に応じてシステムを拡張した際のコストを抑制している。サーバー台数とデータ容量に基づくライセンス体系をとっているため、サーバーあたりのプロセッサを増やしても新たなライセンス費用が発生しない
価格(税別)■サーバー台数ライセンスは、700万円。クラスタ構成時はサーバー台数ライセンスの追加が必要
■容量ライセンスは、ユーザーデータを格納するデータベース領域に基づき、10Tバイトあたり300万円、100Tバイトあたり2000万円
発表日2019年7月1日
提供開始日2019年7月1日