SCSKの「manaBrain」は、質問応答システム「IBM Watson」をベースにしたクラウド型のチャットボットサービスである。ITの専門家やAIの専門家は不要で、業務部門やコールセンターの管理者みずから問い合わせ対応システムを導入できるとしている。

manaBrainの利用環境のイメージ
(出所:SCSK)
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特徴

  • ITの専門家やAIの専門家は不要で、業務部門やコールセンターの管理者みずから問い合わせ対応システムを導入できる
  • 想定問答(Q&Aセット)を基に、学習データを自動で生成できる。大量の学習データを用意しなくても、少量のQ&Aデータだけで利用を始められる

提供形態

 IBM Cloud上で、Web型のSaaS型クラウドサービスとして提供する。チャット画面は、色や文字フォント、キャラクターや背景画像、ふき出しの形状などを自由にカスタマイズできる。外部サービスとの連携も可能で、ユーザー企業が現在利用しているチャットシステムからも利用できる。

 製品サービスのFAQ対応、ユーザーや顧客の課題解決支援、社内ナレッジを活用した業務効率化など、各種の用途に利用できる。manaBrainが質問候補を提示して、サービス利用者の質問入力をアシストできる。あいまいな質問に対しては聞き返し、回答に関連する他の質問を提示する。

 翻訳機能も持っており、日本語でQ&Aを用意するだけで、10カ国語の問い合わせに応対できる。学習データを自動生成する機能を持つので、既存のQ&A集など、最小限のデータで利用を始められる。

 運用の負担が軽いので、どんどん賢くできるとしている。Webからの画面操作で、学習データの追加や修正ができる。問い合わせ対応の状況を可視化することで、必要な改善ポイントが効率よく分かる。

仕組み

 米IBMの質問応答システム「IBM Watson」を活用している。

主な機能

翻訳機能

 日本語でQ&Aを用意するだけで、10カ国語の問い合わせに応対できる。

学習データの自動生成

 想定問答(Q&Aセット)を基に、適切な量とバリエーションの学習データをボタン1つで作成できる。これまで多くの手間がかかっていた学習データの作成作業をほぼゼロにできる。

ヒントドキュメント機能(オプション)

 事前に登録済みの文書をAIで解析し、manaBrainが回答不能の時、関連度の高い文書をヒントとして提供する。これにより、回答不能な状態になることを解消する。

稼働環境

 IBM Cloud上で動作するSaaS型アプリケーション。Webブラウザでアクセスして利用する。既存のチャットシステムから利用することもできる。

価格・料金(税別)

要問い合わせ

発表日

2021年6月30日(ECサービス「F.ACE」への組み込み)

提供開始日

2021年7月1日(ECサービス「F.ACE」への組み込み)