オルツの「AI翻訳」は、ビデオ会議映像に翻訳字幕をリアルタイムで表示するサービスである。利用者がマイクに向かって話した言葉を即座にテキスト化し、任意の言語に翻訳したうえで、発話者自身の映像に字幕を重ねて表示する。ビデオ会議の参加者は、AI翻訳ユーザーの映像に映っている字幕を読むことで、AI翻訳ユーザーが話している内容を理解できる。
特徴
ビデオ会議映像に翻訳字幕をリアルタイムで表示できる。話し終えてから映像に字幕が表示されるまでの速度は、最速で2秒である。翻訳元と翻訳先言語は、30カ国語以上の言語から選択できる。
提供形態
翻訳元と翻訳先言語は、30カ国語以上の言語から選択できる。
字幕を付けることができる映像は、AI翻訳ユーザーを映した映像だけである。AI翻訳ユーザーは、AI翻訳ユーザー自身の映像に、AI翻訳ユーザー自身の音声を他国語に翻訳した字幕を重ねられる。
ビデオ会議の参加者全員の言葉を字幕化したい場合は、参加者全員がAI翻訳ユーザーになってビデオ会議に参加する必要がある。
仕組み
AI翻訳自体はクラウドサービスであり、Webブラウザ(Google Chrome)からhonyaku.aiにログインして利用する。Google Chromeのエクステンション(拡張機能)をインストールすることで、ビデオ会議映像に字幕を重ねて表示できる。
使い方
Google Chromeの拡張機能をインストールした状態でZoomを利用する。
稼働環境
利用できるビデオ会議ソフトは、現状ではZoomだけ。順次、他のソフトでも使えるようにする。
価格・料金(税別)
無料
発表日
2021年7月30日(AI翻訳バージョン1.2.0、Chrome拡張機能バージョン1.0.1)
提供開始日
2021年7月30日(AI翻訳バージョン1.2.0、Chrome拡張機能バージョン1.0.1)