セゾン情報システムズの「HULFT IoT Ver.2.0」は、IoT機器のデータを収集する用途を想定したファイル転送ソフトである。防犯カメラや産業機械など、安定したデータ収集が求められる用途に向く。企業情報システム向けの既存のHULFTプロトコルを流用していることで、IoT通信でよく使われるHTTPSやMQTTといった転送プロトコルよりも安全かつ確実にデータを転送できるとしている。

HULFT IoTの概要
(出所:セゾン情報システムズ)
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 同製品は、IoTデバイス側で動作してデータを送信するエージェントソフト「HULFT IoT Agent」と、データセンターやクラウド側で動作してデータを受信するマネージャソフト「HULFT IoT Manager」で構成する。エージェントソフトのサイズは、約3Mバイト(Windows版)および約2Mバイト(Linux版)と小さい。このため、IoTセンサーのデータをクラウドに転送するIoTゲートウエイ装置などでも動作させやすい。

 IoTデバイスを設置したエッジ側でデータを処理するプログラムを、ノンプログラミングで開発する機能も備える。この機能を使うと、IoTセンサーやPLC(制御装置)などのデータを、ドラッグ&ドロップ操作によってBI(ビジネスインテリジェンス)ソフトなどへと簡単に連携させられる。

 OT(制御技術)/IT(情報技術)それぞれの機器に接続するためのデータ連携アダプタも提供する。IoTセンサー、PLC、データベース、HTTP、ファイルなど、各種のデータソースに簡単に接続できる。例えば、PLC接続用のModbusアダプタを備える。

HULFT IoT Ver.2.0の概要
用途と機能IoT機器のデータを収集する用途に適したファイル転送ソフト。防犯カメラや産業機械など、安定したデータ収集が求められる用途に向く
メリットと
位置付け
企業情報システム向けの既存のHULFTプロトコルを流用しているため、IoT通信でよく使われるHTTPSやMQTTといった転送プロトコルよりも安全かつ確実にデータを転送できるとしている
製品構成IoTデバイス側で動作してデータを送信するエージェントソフト「HULFT IoT Agent」と、データセンターやクラウド側で動作してデータを受信するマネージャソフト「HULFT IoT Manager」で構成する
エージェントのサイズ約3Mバイト(Windows版)および約2Mバイト(Linux版)
ソフトウエア開発エッジ側でデータを処理するプログラムを、ビジュアル開発によってノンプログラミングで開発できる。IoTセンサーやPLC(制御装置)などのデータを、ドラッグ&ドロップ操作によってBI(ビジネスインテリジェンス)ソフトなどへと簡単に連携させられる
価格(税別)月額4万5000円から(最小契約期間は6カ月)
発表日2019年7月3日
提供開始日2019年7月3日