NECの「需給最適化プラットフォーム」は、店舗への来客数や製品の販売数などを予測できる需要予測アプリケーションである。過剰な生産や発注による廃棄ロスを削減できる。ソフトウエア版のほか、SaaSクラウドサービス型でも提供する。
予測には、ユーザーが保有している販売実績などのデータに加えて、天候、気温、曜日、イベントといった、販売に影響を与える外部要因データ(NECが提供)を利用できる。予測に影響を与える要因も分析できる。
予測のための要素技術として、NECの「異種混合学習技術」を用いる。データの中に存在する複数の規則性を自動的に場合分けする技術である。天候や曜日などによって自動的に場合分けしてくれる。
サービスメニューの1つ「客数予測分析」(定型予測)は、店舗などの来店客数の実績や、気象情報といった外部データをもとに、未来の客数を予測する。ユーザーは、データを入力するだけで、予測値に加え、予測に影響している要因(影響因子)を確認できる。NECが設計した分析モデルを利用する。
サービスメニューの1つ「多目的予測分析」(非定型予測)は、販売数や出荷数など、ユーザーごとに独自の指標による予測ができる。要因分析(影響因子確認)も定型予測と同様に行える。Webブラウザ上で、ドラッグ&ドロップ操作など簡易な操作をするだけで、ユーザー自身が分析モデルを設計できる。
需給最適化プラットフォーム Webサービス版の概要
用途と機能 | 店舗への来客数や製品の販売数などを予測できる需要予測アプリケーション |
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提供形態 | ソフトウエア版およびSaaSクラウドサービス版 |
予測に利用するデータ | ユーザーが保有している販売実績などのデータのほか、天候、気温、曜日、イベントといった、販売に影響を与える外部要因データ(NECが提供)を利用する |
予測のための要素技術 | NECの「異種混合学習技術」を用いる。データの中に存在する複数の規則性を自動で場合分けしてくれる |
サービス メニュー | ■客数予測分析(定型予測)は、店舗などの来店客数の実績や、気象情報などの外部データをもとに、未来の客数を予測する。ユーザーは、データを入力するだけで、予測値に加え、予測に影響している要因(影響因子)を確認できる。NECが設計した分析モデルを利用する ■多目的予測分析(非定型予測)は、販売数や出荷数など、ユーザーごとに独自の指標で予測できる。予測における要因分析(影響因子確認)も定型予測と同様に行える。Webブラウザ上での簡易な操作だけで、ユーザー自身が分析モデルを設計できる |
価格 (税別) | 客数予測分析が月額4万9800円から。多目的予測分析が月額9万9800円から |
発表日 | 2019年7月8日(Webサービス版) |
提供開始日 | 2019年7月8日(Webサービス版) |