インターネットイニシアティブ(IIJ)の「IIJクラウドインテグレーションソリューション for AWS」は、Amazon Web Services(AWS)を活用したシステムを構築するSIサービスである。導入計画支援、設計、構築、移行、運用などを統合的に支援する。

「IIJクラウドインテグレーションソリューション for AWS」の全体イメージ
(出所:インターネットイニシアティブ)
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 AWSの再販に加えて、システム構築などのSIサービスをワンストップで提供する。SIサービスのメニューは大きく次の4つで構成される。(1)導入計画支援、(2)インテグレーション、(3)移行作業、(4)運用管理――である。

 (1)導入計画支援では、PoC(概念実証)の実施、構築・移行計画の立案、運用計画の立案までを支援する。AWSが提供するシステムアーキテクチャーに関するベストプラクティス集「AWS Well-Architectedフレームワーク」を活用し、ベストプラクティスに沿ってシステム構成と導入計画を立案する。

 (2)インテグレーションでは、AWSを使ってシステムを構築する。IIJの閉域ネットワークサービスや運用管理サービスなどの各種サービスを組み合わせる。AWSの運用サービス(AWS CloudTrail、Amazon GuardDuty)を標準で提供する。

 (3)移行作業では、オンプレミス環境からAWSにシステムを移行する。移行計画立案から手順の作成、移行作業まで実施する。AWSの移行ツール「CloudEndure Migration」を使って移行する「ベーシックプラン」と、状況にあった移行方法を選択する「エンタープライズプラン」の2つのプランを用意した。移行後のフォローを行う「アフターケアパック」も提供する。

 (4)運用管理では、AWSの監視ツール「Amazon CloudWatch」などの各種AWSサービスの設定やセキュリティ設定を代行する。「IIJ統合運用管理サービスAWSクラウドポータル」と組み合わせることで、バックアップジョブの自動化や構成管理を実施できる。IIJ統合運用管理サービスでは、オンプレミスや他社クラウドも統合的に管理できる。

 IIJ統合運用管理サービスAWSクラウドポータルは、Amazon EC2の稼働状態の監視、スナップショットやイメージバックアップのスケジュール実行、ネットワーク管理、構成管理などの機能を持つ。AWS独自の管理コンソールの扱いに慣れない運用管理者でも直感的に使える。

IIJクラウドインテグレーションソリューション for AWSの概要
用途と機能AWSを活用したシステムを構築するSIサービス。AWSの再販に加えて、システム構築などのSIサービスをワンストップで提供する。導入計画支援、設計、構築、移行、運用などを統合的に支援する
SIサービスのメニュー構成(1)導入計画支援
(2)インテグレーション
(3)移行作業
(4)運用管理
の4つで構成する
導入計画支援の内容PoC(概念実証)の実施、構築・移行計画の立案、運用計画の立案までを支援する。AWS Well-Architectedフレームワークを活用し、ベストプラクティスに沿ってシステム構成と導入計画を立案する
インテグレーションの内容AWSを使ってシステムを構築する。IIJの閉域ネットワークサービスや運用管理サービスなどの各種サービスを組み合わせる。AWSの運用サービス(AWS CloudTrail、Amazon GuardDuty)を標準で提供する
移行作業の内容オンプレミス環境からAWSにシステムを移行する。移行計画立案から手順の作成、移行作業まで実施する。AWSの移行ツール「CloudEndure Migration」を使って移行する「ベーシックプラン」と、状況にあった移行方法を選択する「エンタープライズプラン」の2つのプランを用意した
運用管理の内容AWSの監視ツール「Amazon CloudWatch」などの各種AWSサービスの設定やセキュリティ設定を代行する。「IIJ統合運用管理サービスAWSクラウドポータル」と組み合わせることで、バックアップジョブの自動化や構成管理を実施できる
価格(税別)・「導入計画支援」は30万円から
・「システム構築」はWebシステム一式の参考価格で58万円から
・「移行作業」は98万円から
・「運用管理」はAWSの設定代行で12万5000円から
発表日2020年7月16日
提供開始日2020年7月16日