日本ヒューレット・パッカードの「HPE Primera」は、データベースサーバーなどの用途に利用するプライマリ(1次)ストレージ。サーバーからはSAN(FibreChannel/iSCSI)接続型のブロックストレージとして利用できる。4Uラックマウント型のきょう体に、コントローラーとSAS接続型のSSD(RAID 6構成)を搭載している。

HPE Primeraの外観
(出所:日本ヒューレット・パッカード)
[画像のクリックで拡大表示]

 ハードウエア面の特徴は、最小2ノードから最大4ノードまでコントローラーを拡張できること。コントローラー同士が専用のASICを使って通信し合うことによって、メモリー共有型のサーバークラスターを構成する。このマルチコントローラー構成によって、コントローラーの可用性と性能を確保できる。

 ソフト面の特徴は、ストレージの稼働状況を監視して分析するクラウドサービス「HPE InfoSight」を活用できること。ストレージの監視データをもとに、ストレージやネットワーク、サーバーで発生する障害の予兆を検知して未然に防ぐことができる。

 日本ヒューレット・パッカードでは、ユーザーが「プロアクティブケア」以上の保守サポートを契約している場合、コントローラーのマルチノード化やHPE InfoSightによる障害予兆検知などによって「100%のデータ可用性を保証」するとしている。

 製品は、容量やハードウエア構成の違いによって、(1)「HPE Primera 630」(コントローラー×2、最大250Tバイト)、(2)「HPE Primera 650」(コントローラー×2または4、最大800Tバイト)、(3)「HPE Primera 670」(コントローラー×2または4、最大1600Tバイト)、の3モデルで構成する。

HPE Primeraの概要
用途と機能データベースサーバーなどの用途に利用するプライマリ(1次)ストレージ
ストレージの種類SAN(FibreChannel/iSCSI)接続型のブロックストレージ
ドライブSAS接続型のSSD(RAID 6構成)
ハードウエア面の特徴最小2ノードから最大4ノードまでコントローラーを拡張できる。コントローラー同士が専用のASICを使って通信し合うことによって、メモリー共有型のサーバークラスターを構成する。このマルチコントローラー構成によって、コントローラーの可用性と性能を確保する
ソフトウエア面の特徴ストレージの稼働状況を監視して分析するクラウドサービス「HPE InfoSight」を活用できる。ストレージの監視データをもとに、ストレージやネットワーク、サーバーで発生する障害の予兆を検知して、これを未然に防ぐ運用ができる
モデルHPE Primera 630HPE Primera 650HPE Primera 670
大きさ2Uラックマウント4Uラックマウント4Uラックマウント
ノード構成2ノード2ノードまたは4ノード2ノードまたは4ノード
最大容量250Tバイト800Tバイト1600Tバイト
最小構成価格(税別)2039万1000円から2966万1000円から(2ノード)
5514万円から(4ノード)
4591万5000円から(2ノード)
8744万1000円から(4ノード)
発表日2019年7月30日
提供開始日2019年8月8日