イーネットソリューションズの「merisis Powerクラウド」は、オフコンOS「IBM i」の利用環境をIaaS型で提供するクラウドサービスである。ユーザーは、オフコンをオンプレミス環境やコロケーション環境に設置して運用する必要がなくなる。

「merisis Powerクラウド」の概要
(出所:イーネットソリューションズ)
[画像のクリックで拡大表示]

 LPAR(論理パーティショニング)で、ユーザーごとに独立した専用の仮想環境を提供する。イーネットソリューションズのデータセンター(石川県金沢市)で運用され、24時間365日の保守サポート付きで提供する。

 サーバー障害時の可用性を高めるオプション機能として、IBM iが備えるLPM(Live Partition Mobility)機能を利用できる。LPMは、稼働中のLPAR区画を別のオフコンへと移動する機能である。

 3つのプランがある。最も処理能力の低い「Power クラウド 700」は、処理能力を表すIBM iの指標「CPW(Commercial Processing Workload)」が700で、メモリーは4Gバイトとなる。「Power クラウド 1200」はCPWが1200、メモリーが8Gバイト、「Power クラウド 1700」はCPWが1700、メモリーが16Gバイトである。

 イーネットソリューションズによると、IBM iのオフコンを自社で保有した場合と比べてコストが下がるという。

merisis Powerクラウドの概要
用途と機能オフコンOS「IBM i」の利用環境をIaaS型で提供するクラウドサービス。LPAR(論理パーティショニング)で、ユーザーごとに独立した専用の仮想環境を提供する
データセンターイーネットソリューションズのデータセンター(石川県金沢市)
冗長化オプション機能として、IBM iが備えるLPM(Live Partition Mobility)機能を利用できる。稼働中のLPAR区画を別のオフコンへと移動できる。サーバーの可用性が高まる
OSIBM i 7.2/7.3/7.4から選択
プランPower クラウド 700Power クラウド 1200Power クラウド 1700
処理能力(CPW)70012001700
メモリー4Gバイト8Gバイト16Gバイト
ストレージ100Gバイト
価格(税別)月額7万円月額11万円月額15万円
発表日2020年8月21日(IBM i 7.4対応など機能強化)
提供開始日2020年8月21日(IBM i 7.4対応など機能強化)