インターコムの「RemoteOperator在宅」は、オフィスのWindows PCを自宅からリモート操作できるミドルウエアである。VPNを構築することなく、簡単に利用を開始できる。互いに専用のソフトウエアをインストールしたオフィスPCと自宅PCが、クラウド上の接続中継サーバー(HTTPSで接続)を介して通信する仕組み。

「RemoteOperator 在宅」の概要
「RemoteOperator 在宅」の概要
(出所:インターコム)
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特徴

 簡単に導入できる。クラウド上の接続中継サーバーを介してリモートアクセスできるので、VPNを構築する必要がない。また、電源が入っていないオフィスPCをリモートから起動するWake-on-LAN機能を、専用機器を設置することなく利用できる。

提供形態

 操作対象となるオフィスPCと、操作端末となる自宅PCの両方に、専用ソフトをインストールして使う。初期設定として、クラウド管理画面にオフィスPCと自宅PCを登録することによって、利用を始められる。

 専用ソフトをインストールしていることから、接続元のIPアドレスだけでなく、自宅PCのMACアドレスなどの情報もアクセス制御に利用できる。

 オフィスにいる他の社員による不正利用を防止する機能も備える。例えば、オフィスPCの操作内容をオフィスにいる他の社員に覗かれないようにするブラックスクリーン機能を備える。また、接続終了時に接続先PCを自動ロックして他の社員に操作できないようにする画面ロック機能を備える。

仕組み

 互いに専用ソフトをインストールしたオフィスPCと自宅PCが、クラウド上の接続中継サーバー(HTTPSで接続)を介して通信する仕組み。

 Wake-on-LANを使う際には、Wake-on-LANの信号を、同一ネットワーク上にある別のオフィスPCから発信できる。このため、Wake-on-LAN専用の機器を設置する必要がない。

使い方

 リモートアクセス時には、GUI画面の接続先リストから、接続したいオフィスPCを選んで接続する。

 接続したいオフィスPCの電源が切れていた場合は、Wake-on-LAN機能を使って、電源を起動して接続できる。

 システム管理者は、クラウド上の管理画面から、アクセスできる曜日や時間を設定できる。利用状況のログも取得できるので、テレワーク中の長時間労働を防げる。

 また、利用するユーザーやグループごとに、画面キャプチャやファイル送信/受信など、利用できる機能をON/OFFできる。

稼働環境

  • 自宅PCの稼働OS:Windows 8.1/10
  • オフィスPCの稼働OS:Windows 8.1/10、Windows Server 2012/2016/2019

 自宅PCとオフィスPCともに、クラウドサービスにHTTPSで接続する。

価格・料金(税別)

接続先となるオフィスPC1台あたり月額1000円または年額1万2000円