日立製作所の「ブランドモニタリングサービス」は、インターネット上のSNSやブログなどを監視し、企業のブランド価値を落とす可能性のある情報を見つけた場合、これを報告するサービスである。企業のブランド価値の維持・向上を支援する。

ブランドモニタリングサービスの概要
(出所:日立製作所)
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 ユーザーが指定したサイトを、Webコンテンツの検索技術と、テキスト認識および画像認識のAI技術を活用して網羅的に監視する。監視した結果は、定期分析レポートにまとめて提供するほか、管理ポータルを介して参照できる。

 日立製作所が独自に開発したクローリング技術を使って、一般の検索エンジンでは収集できないコンテンツも監視する。例えば、深層Web(URL文字列の指定だけでは入手できず、Web画面に対する特定の操作が必要なコンテンツ)も情報収集の対象となる。

 テキスト認識AIは、リスクワードを文意などから自動判別する。画像認識AIは、ロゴや製品画像などの固有の特徴(形状・色合い・模様)を識別する。これらを利用して、あらかじめ学習した社名やロゴ、製品などの表示基準、ブランドルールをもとに、収集した情報がブランドに関連する情報か否か、ガイドラインに基づいて適切に利用しているかを判断する。

 「ブランドモニタリングサービス」は、以下の3つのサービスで構成する。

 (1)「無許諾スマートフォンアプリ検知サービス」は、Google PlayとApp Storeのアプリストア(140カ国以上)を対象に、企業名やロゴを不正利用している可能性のあるアプリを検出し、定期レポートで報告する。

 同サービスでは、アプリを実際に動かすのではなく、アプリストアの掲載情報から判断する。アイコンや説明画面を画像認識し、類似性の高いアプリを検出する。画像内にある企業名やロゴなど、通常のテキスト検索では発見できない情報も検出する。

 (2)「ブランド適正利用管理サービス」は、社員やグループ企業が適正にブランドを利用できるように管理・徹底を支援するサービスである。ロゴのサイズや配置などのルールをAIに学習させ、ルールに従っていないコンテンツを検知する。該当ページの最新状況は管理ポータル上でトラッキングできる。

 (3)「機密情報漏えい検知サービス」は、発表前の製品写真などの特徴をAIが学習し、外部への漏えいを検知して定期レポートとして提供するサービスである。企業名、ロゴ、キーワードなどの関連情報と組み合わせて機密情報か否かを判断する。

ブランドモニタリングサービスの概要
用途と機能インターネット上のSNSやブログなどを監視し、企業のブランド価値を落とす可能性のある情報を見つけた場合、これを報告するサービス
動作の
仕組み
ユーザーが指定したサイトを、Webコンテンツの検索技術と、テキスト認識および画像認識のAI技術を活用して網羅的に監視する
検出結果の閲覧監視した結果は、定期分析レポートにまとめて提供する。管理ポータルで参照することもできる
監視対象のWebコンテンツ日立製作所が独自に開発したクローリング技術を使って、一般の検索エンジンでは収集できないコンテンツも監視する。例えば、深層Web(URL文字列の指定だけでは入手できず、Web画面に対する特定の操作が必要なコンテンツ)も対象に含まれる
ブランドの認識・検出方法テキスト認識AIは、リスクワードを文意などから自動で判別する。画像認識AIは、ロゴや製品画像などの固有の特徴(形状・色合い・模様)を識別する。これらを利用して、あらかじめ学習した社名やロゴ、製品などの表示基準、ブランドルールをもとに、収集した情報がブランドに関連する情報か否か、ガイドラインに基づいて適切に利用しているかを判断する
提供
メニュー
■無許諾スマートフォンアプリ検知サービス:Google PlayとApp Storeのアプリストアを対象に、企業名やロゴを不正利用している可能性のあるアプリを検出し、定期レポートで報告
■ブランド適正利用管理サービス:ロゴのサイズや配置などのルールをAIに学習させ、ルールに従っていないコンテンツを検知
■機密情報漏えい検知サービス:発表前の製品写真などの特徴をAIが学習し、外部への漏えいを検知して定期レポートとして提供。企業名、ロゴ、キーワードなどの関連情報と組み合わせて機密情報か否かを判断
価格個別見積もり
発表日2019年9月12日
提供開始日2019年10月1日