AOSデータの「AIパピルス」は、クラウド型のAI-OCR(光学文字読み取り)サービスである。帳票の画像ファイルをアップロードすれば、帳票から抽出したテキストデータを得られる。

AIパピルスの画面。読み取り箇所をマウスなどで設定できる
AIパピルスの画面。読み取り箇所をマウスなどで設定できる
(出所:AOSデータ)
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特徴

 使い勝手に注力している。専門知識を持たない社員でも、簡単に読み取り設定ができる。帳票の画像から文字領域を自動で認識してくれるほか、抽出したい位置や範囲をユーザーが自由に複数指定できる。

 手書きの帳票も、事前に枠だけのフォーマットをスキャンして認識させることによって、項目を自動で認識できる。社員は、目で見て枠をマウスでつまんで広げるなど、直感的な操作で読み取り方法を設定できる。

提供形態

 深層学習により、手書き文字を認識できるほか、非定形文書のレイアウトを認識できる。これにより、請求書、契約書、企画書など、各種の帳票を電子化できる。日本語、英語、韓国語を同時に認識できる。

 銀行書類のように項目を書き込む場所が決まっている定型文書だけでなく、契約書などのようにレイアウトが複雑な非定形文書も、文書のフォームを認識して分類し、文字を認識する。

 傾斜文書や、枠からはみ出た文字がある場合も、前処理機能を使って文字を認識する。自然言語処理により、誤字や誤認識の補正もできる。認識率が低い文字も、繰り返し学習することで、認識率を高められる。

使い方

 帳票の画像ファイルをクラウドサービスのWeb画面にアップロードすれば、帳票から抽出したテキストデータを得られる。テキスト情報はCSV(カンマ区切り形式)データとして出力するので、他のシステムに取り込んで活用しやすい。

 AOSデータではさらに、会計ソフトや請求書発行システムなど、他のシステムとAI-OCRを連携させたシステム構築も請け負う。

稼働環境

クラウドサービス

価格・料金(税別)

 月の利用量に応じて3つのプランがある。最低契約期間は3カ月。

  • 「Start」プランは、月額3万円で、初期費用が0円。基本料金内で6000項目まで読み取れる。6000項目を超えた場合は従量課金で、文字/数字ありの項目は3円、空白などは3円
  • 「Standard」プランは、月額10万円で、初期費用が20万円。基本料金内で7万5000項目まで読み取れる。7万5000項目を超えた場合は従量課金で、文字/数字ありの項目は1円、空白などは0.5円
  • 「Business」プランは、月額20万円で、初期費用が20万円。基本料金内で30万項目まで読み取れる。30万項目を超えた場合は従量課金で、文字/数字ありの項目は0.5円、空白などは0.1円

発表日

2021年8月17日

提供開始日

2021年8月17日