スロバキアのESETの「ESET Endpoint Encryption」は、ドライブ全体の暗号化や個々のファイルの暗号化によって情報漏えいを防ぐソフト。外部にデータが漏えいしても、復号のためのパスワードが分からない限り、情報が漏えいしない。ソフトウエアは、クライアントPC上においてスタンドアロンで動作する。

管理サーバーソフトからクライアントPCの状況を一元管理できる
(出所:キヤノンマーケティングジャパン)
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 中核となる機能は、ドライブ全体を暗号化する機能である。クライアントPCの電源を投入した直後に表示するプリブート認証において正しいパスワードを入力しない限り、ドライブのデータの中身が分からない仕組み。一方、クライアントPCの起動後は、データを暗号化していることを意識することなく、データの作成や参照ができる。

 ドライブの暗号化のほかに、USBメモリーなどリムーバブルメディアの暗号化、フォルダ・ファイルの暗号化、メールの暗号化、クリップボードの暗号化、などができる。特に、USBメモリーは持ち運びが便利である一方で、紛失や盗難のリスクが高いため、データを暗号化する需要は大きい。

 製品には、パッケージ版とライセンス版がある。ライセンス版では、管理サーバーソフトを介して複数のクライアントPCを一元的に管理できる。管理サーバーソフトからは、クライアントPCの暗号化・非暗号化の状態を確認できる。クライアントPCへのソフトウエアのインストール、暗号化の強制、リムーバブルメディアへのアクセス権限の設定、などができる。パスワードを忘れた場合のリカバリーもできる。

ESET Endpoint Encryptionの概要
用途と機能ドライブ全体の暗号化や個々のファイルの暗号化によって情報漏えいを防ぐソフト。外部にデータが漏えいしても、復号のためのパスワードが分からない限り、情報が漏えいしない
稼働環境ソフトウエア本体は、クライアントPC上でスタンドアロンで動作する。別途、管理サーバーソフトを利用すれば、クライアントPCを一元管理できる
ドライブ暗号化機能ドライブ全体を暗号化する。クライアントPCの電源を投入した直後に表示するプリブート認証において、正しいパスワードを入力しない限り、ドライブのデータの中身が分からない仕組み。クライアントPCの起動後は、データを暗号化していることを意識することなく、データの作成や参照ができる
ドライブ以外の暗号化USBメモリーなどリムーバブルメディアの暗号化、フォルダ/ファイルの暗号化、メールの暗号化、クリップボードの暗号化、など
製品の提供形態パッケージ版とライセンス版がある。ライセンス版では、管理サーバーソフトを介して複数のクライアントPCを一元的に管理できる
管理サーバーの機能クライアントPCの暗号化・非暗号化の状態を確認できる。クライアントPCへのソフトウエアのインストール、暗号化の強制、リムーバブルメディアへのアクセス権限の設定、などができる。パスワードを忘れた場合のリカバリーもできる
稼働OS■個々のクライアントPC上で動作するESET Endpoint Encryption本体は、Windows 7/8/8.1/10
■管理サーバーソフトは、Windows Server 2008/2012/2016
価格(税別)■単価が最も高くなる6~24ユーザー時に、1ユーザーあたり初年度1万2500円で、次年度以降が3450円
■単価が最も安くなる2000~2999ユーザー時に、1ユーザー当たり初年度9600円で、次年度以降が2650円
発表日2019年8月1日
提供開始日2019年8月21日

発表日/提供開始日と価格は、販売代理店であるキヤノンマーケティングジャパンのもの