米Appvanceの「Appvance IQ(アップバンスアイキュー)」は、ソフトウエア開発のテスト工程を自動化するツールである。Webアプリケーションとモバイルアプリケーションが対象となる。スクリプトを手動で記述することなく、機能テスト、負荷テスト、セキュリティ脆弱性テストを実施できる。新規開発時だけでなく、ソフトウエア更新時の回帰テストも自動化する。国内では日立ソリューションズが販売する。

テスト自動化ツール「Appvnce IQ」の概要
(出所:日立ソリューションズ)
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 機能テストでは、テスト担当者の画面操作をレコーディングしてテストスクリプトを生成できる。負荷テストでは、仮想ユーザーによってシステムに対してアクセス負荷をかけられる。300万人規模のアクセス負荷を生成できる。セキュリティ脆弱性テストでは、システムの脆弱性を突くテスト(OWASPが規定した標準に準拠)を用意している。

 新規開発時だけでなく、アプリケーション更新時の回帰テストも自動化できる。回帰テストとは、デグレード(アプリケーション修正時に、それまで正常に動作していた機能が動作しなくなること)が発生していないかを確認するために行うテストである。アプリケーションの稼働環境をスキャンしてアクセスログを解析することで、回帰テストのスクリプトを自動で生成する。

 テストの対象は、Webアプリケーションとモバイルアプリケーションである。Webアプリケーションとして、各種Webブラウザー(IE、Chrome、Safari、Firefox、Opera、モバイル上のブラウザー)と、AngularやReactなどのフレームワークで構築したSPA(シングル・ページ・アプリケーション)型のWebクライアント画面のテストができる。モバイルアプリケーションは、iOS/Android両方のテストができる。

 日立ソリューションズは、PoC(概念検証)やトレーニング、問い合わせ対応を提供し、Appvance IQの導入を支援する。さらに、ローコード開発ツールやCI/CDツールと組み合わせ、開発からテスト工程までの自動化・省力化を支援する。背景には、アジャイル開発やDevOpsによって開発期間が短くなるなか、テストの回数が増えているという状況がある。テストスクリプトの修正に多大な工数がかかっている。

Appvance IQの概要
用途と機能ソフトウエア開発におけるテスト工程を自動化するツール
テストの種類機能テスト、負荷テスト、セキュリティ脆弱性テストができる。新規開発時だけでなく、ソフトウエア更新時の回帰テストも自動化する。テストスクリプトは自動で生成する
機能テストの概要テスト担当者の画面操作をレコーディングしてテストスクリプトを生成できる
負荷テストの概要仮想ユーザーによってシステムに対してアクセス負荷をかけられる。300万人規模のアクセス負荷を生成できる
セキュリティ脆弱性テストの概要システムの脆弱性を突くテスト(OWASPが規定した標準に準拠)を用意している
回帰テストの概要アプリケーションの稼働環境をスキャンしてアクセスログを解析し、回帰テストのスクリプトを生成する
テストの対象・Webアプリケーション。各種Webブラウザー(IE、Chrome、Safari、Firefox、Opera、モバイル上のブラウザー)と、AngularやReactなどのフレームワークで構築したSPA型のWebクライアント画面
・モバイルアプリケーション(iOS/Android)
価格個別見積もり
発表日2020年9月14日
提供開始日2020年9月15日
備考発表日/提供開始日と価格は、販売代理店である日立ソリューションズのもの