フォースネットの「ITかんしBOX」(型名「vBOX Air」)は、社内の業務システムをリモートからモバイル回線経由で監視するためのアプライアンス機器である。社内LANにつなぐだけで監視ができる。システム監視機能として、Zabbixプロキシを搭載している。

ITかんしBOXの外観
(出所:フォースネット)
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 LTEモバイル通信機能を備えており、LTE回線を使ってフォースネットの監視センターと直接通信する。社内LANや既設のルーター機器に障害が発生した場合でも、監視を継続できる。社外からLTE網とITかんしBOXを介して社内LANをメンテナンスすることも可能。

 従来、パソコンやネットワーク機器などをリモートから監視するためには、既設のネットワーク機器(ルーターなど)の設定を変更し、インターネット回線を経由してアクセスするやり方が主だった。しかし、この方法だと、インターネット回線やルーター機器に障害が発生した場合に、リモートからメンテナンスができない。

 ITかんしBOXは、システム監視機能として、オープンソースのシステム監視ソフトであるZabbixプロキシを搭載している。専用エージェント(各種UNIX/LinuxやWindows)によるサーバー監視、SNMP監視、リモートログイン(Telnet/SSH)とコマンド実行によるサーバー監視、ポート監視(ネットワークサービスの死活監視)など、各種の方法で監視できる。

 ITかんしBOXのサイズは、幅130×奥行き95×高さ28ミリメートル。ネットワーク接続機能として、システム監視用の有線LAN接続ポートが1000BASE-T×2。リモート接続用のWAN接続機能は、LTEモジュールを搭載している。セキュリティ機能として、閉域のLTEを使えるほか、VPNで通信できる。

ITかんしBOXの概要
用途と機能社内システムをモバイル回線経由でリモート監視するためのアプライアンス機器。機器を社内LANにつなぐだけで監視ができる
システム監視機能Zabbixプロキシを搭載している
リモート監視の仕組みLTEモバイル通信機能を備えており、LTE回線を使ってフォースネットの監視センターと直接通信する
モバイル回線の利点社内LANや既設のルーター機器に障害が発生した場合でも、監視を継続できる。社外からLTE網とITかんしBOXを介して社内LANのメンテナンスもできる
監視データの管理監視データは、モバイル回線を通じてフォースネットのデータセンターにあるZabbixサーバーに転送して管理する
Zabbixプロキシの監視機能専用エージェント(各種UNIX/LinuxやWindows)によるサーバー監視、SNMP監視、リモートログイン(Telnet/SSH)とコマンド実行によるサーバー監視、ポート監視(ネットワークサービスの死活監視)など、各種の方法で監視できる
ITかんしBOXのサイズ幅130×奥行き95×高さ28ミリメートル
価格オープン
発表日2019年9月9日
提供開始日2019年9月9日