米HashiCorpの「Terraform Cloud Business」は、Infrastructure as Code(インフラストラクチャー・アズ・コード)を実現するクラウドサービスである。クラウドで調達するサーバーなどの構成管理をコード化できる。国内ではネットワールドなどが提供する。

 調達するサーバーのITリソースの指定を、テキスト形式のファイル上にプログラムコードとして記述できる。インフラの状態をコードとして記述できるため、GitHubなどのソースコード管理ツールでITリソースの状態を管理できる。

 Terraform Cloud Businessは、クラウドサービス「Terraform Cloud」の機能上位版に相当する。オンプレミス版のミドルウエア「Terraform Enterprise」のみで利用できた機能群を、SaaSでも利用できるようにした。

 具体的には、監査ログの管理、クラウド費用の事前確認、複数のプロビジョニング処理の同時実行など。オンプレミスのプライベートクラウド(VMware、Nutanix、F5など)のリソースも、プロビジョニングの対象にできる。

 監査ログ管理では、ログ管理ソフト「Splunk Enterprise」または「Splunk Cloud」とデータ連携できる。Splunkの管理画面とダッシュボード上で、主要なアクションなどを可視化して分析できる。Splunk以外のシステムとも、JSON APIを介してデータ連携できる。

Terraform Cloud Businessの概要
用途と機能クラウドで調達するサーバーなどの構成管理をコード化できるクラウドサービス。調達するサーバーのITリソースの指定を、テキスト形式のファイル上にプログラムコードとして記述できる。GitHubなどのソースコード管理ツールでITリソースの状態を管理できる
製品の位置付けオンプレミス版のミドルウエア「Terraform Enterprise」のSaaS型クラウドサービス版に相当する。Terraform Cloud Businessは、クラウドサービス「Terraform Cloud」の機能上位版に当たり、オンプレミス版が持つ管理機能群を備える
オンプレミス版相当の管理機能監査ログの管理、クラウド費用の事前確認、複数のプロビジョニング処理の同時実行などができる。オンプレミスのプライベートクラウド(VMware、Nutanix、F5など)のリソースも、プロビジョニングの対象にできる
監査ログ管理の概要ログ管理ソフト「Splunk Enterprise」または「Splunk Cloud」とデータ連携できる。Splunkの管理画面とダッシュボード上で、主要なアクションなどを可視化して分析できる。Splunk以外のシステムとも、JSON APIを介してデータ連携できる
価格(税別)最小構成(5ユーザー、100ワークスペース、同時実行数2)の「スモールスタートパック」で、年額397万4400円。オプションで日本語のヘルプデスクサポートも提供する
発表日2020年9月24日
提供開始日2020年9月24日
備考発表日/提供開始日と価格は、販売代理店であるネットワールドのもの