インターネットイニシアティブ(IIJ)の「IIJ統合運用管理サービス マネージドモニタリング for Zabbix」は、オープンソースのシステム監視ソフト「Zabbix」をユーザーに代わって運用するサービスである。IIJのクラウド上にユーザーごとの専有サーバーを構築し、Zabbixをチューニングして設置して運用する。

IIJ統合運用管理サービス(UOM)のサービスイメージ
(出所:インターネットイニシアティブ)
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 監視の設定や運用保守、技術サポートまでを一括で提供する。ユーザーはZabbixを用いた監視システムを容易に導入できる。料金は監視対象の数に依存せず月額固定のため、大規模システムでも導入しやすい。

 Zabbixの監視に加えて、IIJのシステム運用サービス「IIJ統合運用管理サービス(UOM)」で提供しているチケット管理や自動通知などの機能が標準で付帯する。これにより、Zabbixから上がってくるアラートの処理を自動化できる。

 ユーザーは従来、数百~数千台を超える大規模なシステムや多拠点システムを運用する場合、大規模な機器を監視できる仕掛けとして、Zabbixサーバーを個別に構築していた。しかし、Zabbixシステムの運用負荷は大きかった。こうした経緯からIIJは、Zabbixのサーバー構築、設定、チューニング、運用までをカバーするマネージド型のクラウドサービスを始めた。

「IIJ統合運用管理サービス マネージドモニタリング for Zabbix」の概要
用途と機能オープンソースのシステム監視ソフト「Zabbix」をユーザーに代わって運用するサービス。監視の設定や運用保守、技術サポートまでを一括で提供する
システム構成IIJのクラウド上にユーザーごとの専有サーバーを構築し、Zabbixをチューニングして設置して運用する
料金体系監視対象の数に依存せず月額固定。大規模システムでも導入しやすい
監視以外の運用管理Zabbixの監視に加えて、IIJのシステム運用サービス「IIJ統合運用管理サービス(UOM)」で提供しているチケット管理や自動通知などの機能が標準で付帯する。Zabbixから上がってくるアラートの処理を自動化できる
Zabbixサーバーの仕様項目仕様
CPUコア数クアッドコア
メモリー56Gバイト
ディスク容量1700Gバイト
仮想アプライアンスZabbix Enterprise Appliance ZS-V500
ZabbixバージョンZabbix 5.0
監視ノード数(推奨)3000台程度
監視項目数(推奨)10万項目/5分間隔
※ログファイル監視(5000項目)を含む
※SNMP(Simple Network Management Protocol)トラップ監視および暗号化通信は含まない
データ保存期間ヒストリ:30日
トレンド、イベント履歴、アクション履歴:1年間
価格(税別)Zabbixサーバー構築を含めて、月額60万円
発表日2020年10月1日
提供開始日2020年10月1日