日立ソリューションズ・クリエイトの「快作レポート+ Ver.3」は、作業現場の報告書をタブレット端末で作成できるシステムである。保守点検、設備管理、店舗、製造などの現場に向けて提供する。
紙やExcelで作成していた報告書を、タブレットで作成できる。モバイル報告書アプリの画面は、これまで使っていたExcelの報告書フォーマットを変換して作成できる。モバイル報告書アプリでは、現場の写真をその場で撮影して報告書に直接貼り付けられる。
報告書に押印することもできる。印影をデジタル化した画像データを使う。押印後の改ざんを防止しつつ、印影や承認者・日時などを報告書に反映できる。これにより、紙の報告書のイメージを変えずに報告書をデジタル化できる。
データの入力では29種類のExcel関数を使える。作業時間を自動で算出するといった使い方で、効率的に報告書を作成できる。
2021年1月には、ドローツール(サイン、図編集ツール)を強化する。フリーハンドでの描画機能に加え、図形(四角形や丸など)、スタンプ、テキスト入力などができるようになる。iPad OS版ではApple Pencilに対応し、筆圧、傾き、角度を認識して精緻に画像や署名を描画できるようになる。
快作レポート+ Ver.3の概要
用途と機能 | 作業現場の報告書をタブレット端末で作成できるシステム。紙やExcelで作成していた報告書をタブレットで作成できる | |
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主な用途 | 保守点検、設備管理、店舗、製造などの現場に向けて提供する | |
報告書作成画面 | モバイル報告書アプリの画面は、これまで使っていたExcelの報告書フォーマットを変換して作成できる。現場の写真をその場で撮影して報告書に直接貼り付けられる | |
報告書への押印 | 報告書に押印できる。印影をデジタル化した画像データを使う。押印後の改ざんを防止しつつ、印影や承認者・日時などを報告書に反映できる。紙の報告書のイメージを変えずに報告書をデジタル化できる | |
Excel関数 | データの入力では29種類のExcel関数を使える。作業時間を自動で算出するといった使い方で、効率的に報告書を作成できる | |
製品種別 | オンプレミス版 | クラウドサービス版 |
価格(税別) | 要問い合わせ | 登録料が5万円、利用料が1ユーザーあたり月額1800円 |
発表日 | 2020年10月6日 | |
提供開始日 | 2020年11月2日 | 2020年12月 |