丸紅情報システムズの「業務まるみえ AIリポーター」は、クライアントPCの操作ログを分析し、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)で自動化する業務を洗い出すソフトである。RPAで自動化すべき業務を特定できる。
業務で使っているクライアントPC(Windows、Mac)にソフトをインストールするだけで、クライアントPCの操作ログを分析し、自動化の対象となる定型業務を洗い出せる。ソフトが生成するリポートによって働き方も可視化できる。
特徴は、自動化の対象となる定型業務をAIで特定すること。操作ログに見られる繰り返しの業務パターンを抽出する。業務中に突発的な作業を実行していた場合は、その作業が業務の一部なのか関係がないのかをAIが判断する。
収集した操作ログは、クラウドにアップロードして分析する。クラウド側でアプリケーションの操作内容や画面遷移を集計し、操作内容を精査する。精査した操作内容を基に、個人単位および組織単位のリポートを生成する。
生成したリポートを基に、ユーザーがRPA化の業務を選定する。操作ログは1カ月に1回、月末締めで集めて翌月10営業日ころにリポートを生成する。
業務まるみえ AIリポーターの概要
用途と機能 | クライアントPCの操作ログを分析し、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)で自動化する業務を洗い出すソフト。自動化すべき業務を特定できる |
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使い方 | 業務で使っているクライアントPC(Windows、Mac)にソフトをインストールするだけで使える。クラウド側で操作ログを分析し、自動化の対象となる定型業務を洗い出し、個人単位および組織単位のリポートを生成する |
リポートを生成するタイミング | 操作ログを1カ月に1回、月末締めで集めて翌月10営業日ころにリポートを生成する。生成したリポートを基に、ユーザーがRPA化の業務を選定する |
自動化対象業務の特定 | 自動化の対象となる定型業務はAIで特定する。操作ログに見られる繰り返しの業務パターンを抽出する。業務中に突発的な作業を実行していた場合は、その作業が業務の一部なのか関係がないのかをAIが判断する |
価格(税別) | ■初期費用 1万円 ■月額基本料 リポートを集計するグループごとに月額2000円 ■サービスの利用料 操作ログを収集するPC×1台あたり月額1400円 ※契約期間は1年間。申し込みから7営業日でサービスを利用できる |
発表日 | 2020年10月9日 |
提供開始日 | 2020年10月9日 |