セイコーソリューションズの「かんたん電子契約 for クラウド」は、クラウド型の電子契約サービスである。契約の依頼から締結・保管までをクラウド上で完結できる。電子署名は事業者(立会人)型で、上位プランのエンタープライズ版ではオプションで当事者型の署名も利用できる。
特徴
クラウド上で契約書に署名できる。「紙の文書を郵送して、サイン/押印してもらい、郵送で送り返してもらう」といった手動での処理が要らなくなる。
提供する機能に応じて「ビジネス版」と「エンタープライズ版」を用意している。
ビジネス版では、締結した契約書のほかに紙の契約書も保管して契約書類を一括管理できる。署名依頼前の社内承認ワークフローを設定し、承認ルートの順番を指定できる。外部システムとAPIで連携できる。
上位プランのエンタープライズ版では、オプションでデジタル証明書を用いた当事者型の署名も利用できる。また、Webで面談して対面での契約申し込みができる。Web面談は契約先の本人確認にも利用できる。
提供形態
クラウドサービス
仕組み
電子署名は事業者(立会人)型。上位プランのエンタープライズ版では、オプションで当事者型の署名も利用できる。
主な機能
電子署名
クラウド上で契約書に署名できる。
三者間契約
最大で30人まで、複数の契約当事者が存在する契約書を運用できる。取締役会議事録などに利用できる。
Web面談機能(エンタープライズ版)
Webで面談して対面での契約申し込みができる。Web面談は契約先の本人確認にも利用できる。
使い方
契約書などの文書をクラウドにアップロードし、契約相手のメールアドレスを指定して送信する。契約相手は、メールに書いてあるURLをクリックして文書を確認し、署名する。契約書の送信手段として、メールのほかにSMSも利用できる。
価格・料金(税別)
- ビジネス版は月額1万円、ファイル送信1件あたり100円、SMS送信は1件あたり30円
- エンタープライズ版は月額20万円、ファイル送信1件あたり100円、SMS送信は1件あたり30円
発表日
2021年5月26日(ビジネス版とエンタープライズ版の追加)
2021年11月8日(スタンダード版とビジネス版の統合)
提供開始日
2021年5月26日(ビジネス版とエンタープライズ版の追加)
2021年11月8日(スタンダード版とビジネス版の統合)