YAMABISHIの「長時間バックアップUPSキャスタータイプYSB-5KC」は、停電時に1時間以上電力を供給できる、長時間バックアップ型のUPS(無停電電源装置)である。定格負荷で1時間以上、軽負荷時には24時間以上の長時間にわたって電力を供給できる。

長時間バックアップUPSキャスタータイプYSB-5KCの外観
[画像のクリックで拡大表示]

 出力は100V 5kVA/4kW。公称容量は8.2kWhで、本体と同容量の蓄電池ユニットを最大4台まで増設できる。さらに、増設によって、容量を8.2kWh(本体のみ)から41kWh(本体+増設ユニット4台を合わせて合計5台)まで増やせる。これにより、定格負荷で3~8時間以上、軽負荷時には48/72/96/120時間以上、電力を供給できる。

 一般に、通常のUPSの役目は、停電時にサーバー機を安全にシャットダウンする、というもの。UPSから電源を供給している間にサーバーをシャットダウンできれば、データが失われずに済む。これに対してYSB-5KCの目的は、停電時にも業務を継続することである。

 停電してサーバーに電力を供給しているときは、残りのバックアップ時間を表示する。現在の負荷電力や周囲温度、蓄電池寿命などを考慮して、可能な限り正確にバックアップ時間の残量を予測する。この予測を目安に、不要なプロセスを落として負荷を減らすといった判断ができる。

 蓄電池の寿命を予測してメンテナンス時期を知らせる機能も備えている。蓄電池の温度を監視して劣化量を累積することにより、寿命を算出する仕組み。想定しているバックアップ時間を満たせているかを定期的に調べ、交換推奨レベルになると知らせてくれる。蓄電池の期待寿命は10年で、電源本体もこれに合わせてメンテナンスサイクルを10年と長くとっている。

 YSB-5KCは、他のモデルと比べて、搬入と設置を容易にする工夫として、底部にキャスターを付けている。これにより、キャスターがなければ運び込めない場所にもUPSを設置できる。標準装備の「耐震マット付き固定脚」を使って床に固定できるため、設置工事も必要がない。

長時間バックアップUPSキャスタータイプYSB-5KCの概要
用途と機能停電時に1時間以上電力を供給できる、長時間バックアップ型のUPS(無停電電源装置)
UPSとしての役目一般に、通常のUPSの役目は、停電時にサーバー機を安全にシャットダウンする、というもの。UPSから電源を供給している間にサーバーをシャットダウンできれば、データが失われずに済む。これに対してYSB-5KCの目的は、停電時にも業務を継続することである
出力100V 5kVA/4kW
公称容量8.2kWh
増設本体と同容量の蓄電池ユニットを最大4台まで増設できる。増設によって、容量を8.2kWh(本体のみ)から41kWh(本体+増設ユニット4台を合わせて合計5台)まで増やせる
最大バックアップ時間本体のみで、定格負荷で1時間以上、軽負荷時には24時間以上、電力を供給できる。最大増設時は、定格負荷で3~8時間以上、軽負荷時には48/72/96/120時間以上、電力を供給できる
バックアップ時間の予測残りのバックアップ時間を本体に表示する。現在の負荷電力や周囲温度、蓄電池寿命などを考慮して、可能な限り正確にバックアップ時間の残量を予測する。この予測を目安に、不要なプロセスを落として負荷を減らすといった判断ができる
YSB-5KCの特徴他のモデルと比べて、搬入と設置を容易にする工夫として、底部にキャスターを付けている。これにより、キャスターがなければ運び込めない場所にもUPSを設置できる。標準装備の「耐震マット付き固定脚」を使って床に固定できるため、設置工事も必要がない
外形寸法本体、増設ユニットともに、1台あたり幅720×奥行き600×高さ1000ミリメートル
重さ本体が約435キログラム、増設ユニットが約415キログラム
価格(税別)本体が190万円、増設ユニットが139万円
発表日2019年10月7日
提供開始日2019年10月7日