キヤノンマーケティングジャパンの「AI OCR×データ入力サービス」は、紙帳票からのデータ入力を代行するBPO(ビジネプロセスアウトソーシング)サービスである。複合機でスキャンした請求書や納品書などのPDFファイルや、スマートフォンで撮影した画像ファイルをクラウドにアップロードするだけで、標準で翌営業日にテキストデータを入手できる。BPOセンターでは、AI-OCR(光学文字読み取り)とオペレータが相互に補完しながらデータをテキスト化する。

「AI OCR×データ入力サービス」の概要
「AI OCR×データ入力サービス」の概要
(出所:キヤノンマーケティングジャパン)
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特徴

 AI-OCR(光学文字読み取り)とオペレータが相互に補完しながらデータをテキスト化する。AI-OCRだけでは不安定な精度をオペレータが補完する仕組み。一般的なAI-OCRのアウトソーシングとは異なり、ユーザーによる納品データのチェック作業(ベリファイ)が実質不要になる。

提供形態

 AI-OCRソフトとして、キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)のクラウド型AI-OCRサービス「CaptureBrain」を使う。同サービスの特徴は、用途に合わせて3つのOCRエンジンを使い分けることと、独自の画像処理技術によって帳票画像をOCRに適した状態に補正すること。また、対象となる帳票を事前に登録しておくことで、OCR前に帳票を自動で仕分けられる。

 3つのOCRエンジンは、以下の通り。

  • Tegaki:主に手書き文字で使用
  • Google Cloud Vision API:活字文字で使用
  • キヤノンITS独自エンジン:住所、氏名、電話番号など特定の文字列種に使用

 データ入力が可能な帳票の例は、以下の通り。

  • 全業種:各種申込書、注文書、報告書、請求書、勤怠管理表、交通費証憑
  • 医療:各種問診票、各種健診表票、保健指導、ストレスチェックシート
  • 金融:振込依頼書、口座振替、各種税収納、保険加入申込書類、保険契約書類
  • 製造、メーカー:仕入マスターメンテナンス、工程管理表、品別集計表
  • 建設、土木:作業報告書、完成報告書
  • 印刷:生産実績表
  • 電力、ガス、鉄道、インフラ:固定資産税納付書
  • 卸売:受注・発注書、仕入納品書
  • 小売:日報、商品マスターメンテナンス
  • 予備校、学習塾:各校、各教室で発生する請求書
  • 調剤薬局:処方箋データ化

主な機能

OCRサービス

 複合機でスキャンした請求書や納品書などのPDFファイルや、スマートフォンで撮影した画像ファイルをAI-OCRにかけてテキスト化する。

使い方

 複合機でスキャンした請求書や納品書などのPDFファイルや、スマートフォンで撮影した画像ファイルをクラウドにアップロードするだけで、標準で翌営業日にテキストデータを入手できる。

稼働環境

クラウドサービス

価格・料金(税別)

  • 「スモールプラン」の場合、初期費用が5万円、月額基本料が3万円(100枚までのデータ入力料を含む)、データ入力料が1枚あたり200円
  • 「スタンダードプラン」と「カスタムプラン」は、任意の帳票や個別要件を吸収できる。入力項目やボリュームによってデータ入力費用が変動するため、価格は個別見積もり

発表日

2021年10月4日

提供開始日

2021年11月1日