日立製作所の「Hitachi Virtual Storage Platform 5000シリーズ」(VSP 5000シリーズ)は、ミッドレンジクラスのSANストレージである。オールフラッシュ構成の「VSP 5100/5500」、ハイブリッド構成の「VSP 5100H/5500H」の計4モデルがある。フラッシュドライブは、SAS接続とNVMe接続をきょう体内で混在させられる。

Hitachi Virtual Storage Platform 5000シリーズの外観
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 アーキテクチャの特徴は、2~6きょう体(2~12コントローラ)までスケールアウト型で拡張できること。スモールスタートが可能なため、広い用途に使える。サーバー間を接続するインターコネクトは、日立製作所独自のもので低遅延・高速化を図っている。

 機能面の特徴の1つは、ストレージ仮想化機能を備えること。VSPの配下にぶら下げた複数の異機種ストレージを束ねてプール化し、論理的に1台のストレージとして利用できる。ILM(階層型ストレージ管理)機能や、データの重複排除・圧縮機能なども備える。

 可用性は、コントローラを4重化することによって、99.999999(8ナイン)とした。コントローラに2重の障害が発生してもシステムが停止しないようにした。コントローラのメモリー内データ(制御情報)を、きょう体をまたいで別のコントローラへとコピーする仕組みである。

 コンテナとの連携機能も用意した。コンテナ運用基盤ソフト(Kubernates、OpenShift)向けにプラグインソフトを提供する。コンテナにVSP 5000のボリュームを割り当てられる。コンテナを開発環境から本番環境に移行する際に、データを永続化できる。

Hitachi Virtual Storage Platform 5000シリーズの概要
用途と機能ミッドレンジクラスのSANストレージ
モデル構成オールフラッシュ構成の「VSP 5100/5500」、ハイブリッド構成の「VSP 5100H/5500H」の4モデルで構成する。フラッシュドライブは、SAS接続とNVMe接続をきょう体内で混在させられる
アーキテクチャ上の
特徴
2~6きょう体(2~12コントローラ)までスケールアウト型で拡張できる
サーバー間インター
コネクト
日立製作所独自のもので低遅延・高速化を図っている
機能面の
特徴
ストレージ仮想化機能を備える。VSPの配下にぶら下げた複数の異機種ストレージを束ねてプール化し、論理的に1台のストレージとして利用できる。ILM(階層型ストレージ管理)機能や、データの重複排除・圧縮機能なども備える
可用性コントローラを4重化することによって、99.999999(8ナイン)とした。コントローラに2重で障害が発生してもシステムが停止しないようにした。
コンテナ
連携
コンテナ運用基盤ソフト(Kubernates、OpenShift)向けにプラグインソフトを提供する。コンテナにVSP 5000のボリュームを割り当てることができる。コンテナを開発環境から本番環境に移行する際に、データを永続化できる
モデルVSP 5100/5100HVSP 5500/5500H
最大容量23.1ペタバイト69.3ペタバイト
外部
ストレージ
最大287ペタバイト
最大接続
チャネル数
FibreChannel×32、メインフレームFibreChannel×32、iSCSI×16FibreChannel×192、メインフレームFibreChannel×192、iSCSI×96
価格
(税別)
4200万円から6400万円から
発表日2019年10月10日
提供開始日2019年10月10日