日立製作所の「サプライチェーン最適化サービス」は、サプライチェーンの需要変動に応じて、在庫や輸送といった各種計画の最適解を提示するクラウドサービスである。調達、製造、保管、輸送、販売のデータをサイバー空間上でひも付けてサプライチェーンを再現し、モノやお金、情報の流れをシミュレートする。

サプライチェーン最適化サービスのコンセプト
(出所:日立製作所)
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 日立製作所のSCM(サプライチェーン管理)業務ノウハウを活用した標準的な業務ロジックを多く取りそろえた。このなかからユーザーに適合する業務ロジックを選択するだけで、サプライチェーンのモデルを構築できる。ユーザー特有の業務ロジックも組み込めるので、精度の高いシミュレーションができるとしている。

 シミュレーションエンジンは、日立製作所独自のものを使う。品目数が膨大で複雑なサプライチェーンにおいても、短時間でデータを分析できるとしている。

 大手小売会社での導入検証では、国内倉庫に余剰保管していた在庫を、保管コストの安価な海外倉庫に移動させ、在庫管理コストを約50%削減できた。さらに、数万点の商品ごとに細かな供給計画を自動で計算できるようになったことで、欠品発生件数を約50%削減できた。2019年度から本番環境で運用している。

 背景には、製造業や流通業では、グローバル経済の変化や消費者ニーズの多様化などによって、需要変動の予測が難しくなっている状況がある。過剰在庫によるコストの増大や、欠品による機会の損失、イレギュラー輸送の多発など、サプライチェーン全体で各種の課題を抱えている。

サプライチェーン最適化サービスの概要
用途と機能サプライチェーンの需要変動に応じて、在庫や輸送といった各種計画の最適解を提示するクラウドサービス
仕組み調達、製造、保管、輸送、販売のデータをサイバー空間上でひも付けてサプライチェーンを再現し、モノやお金、情報の流れをシミュレートする
SCMモデルの構築日立製作所のSCM業務ノウハウを活用した標準的な業務ロジックを取りそろえた。このなかからユーザーに適合する業務ロジックを選択するだけで、サプライチェーンのモデルを構築できる。ユーザー特有の業務ロジックも組み込めるので、精度の高いシミュレーションができる
導入検証事例大手小売会社の事例では、国内倉庫に余剰保管していた在庫を、保管コストの安価な海外倉庫に移動させ、在庫管理コストを約50%削減した。さらに、数万点の商品ごとに細かな供給計画を自動で計算できるようになったことで、欠品発生件数を約50%削減した
価格個別見積もり
発表日2019年10月11日
提供開始日2019年10月11日