NTTデータ先端技術の「Hinemos Monicolle(ヒネモス モニコレ) ver.1.0」は、統合運用管理ソフト「Hinemos」ブランドの1製品で、ログデータなどの収集と監視に特化した運用管理ソフトである。システムリソースの状態をリアルタイム監視したり、将来を予測したりできる。

Hinemos Monicolleの収集・蓄積機能の概要
(出所:NTTデータ先端技術)
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 ソフトウエアは、マネージャ、エージェント、クライアント(Web画面コンソール)の3つの要素で構成する。監視機能のうち8割は、エージェントを使わずに利用できるとしている。ログファイルの収集など、一部の機能においてエージェントが必要になる。必要に応じて監視対象サーバーにエージェントをインストールして使う。

 主な機能は、システムの監視・性能管理とログの収集・蓄積である。監視などはスケジュール実行が可能。監視データに異常があった場合のアラートの通知やレポートの生成、サーバー設定作業の定型化と実施、といった機能も持つ。このほか、マップ上に監視対象をグラフィカルに表現してインシデントを可視化するノードマップ機能も備える。

 ライセンスは、サブスクリプション形式で提供する。

Hinemos Monicolle ver.1.0の概要
用途と機能ログデータなどの収集と監視に特化した運用管理ソフト。システムリソースの状態をリアルタイムに監視したり、将来を予測したりできる
ソフトウエア構成マネージャ、エージェント、クライアント(Web画面コンソール)の3つの要素で構成する。監視機能のうち8割は、エージェントを使わずに利用できる。ログファイルの収集など、一部の機能においてエージェントが必要になる
主な機能機能名概要
監視・性能管理機能エンジニアでなくても、各種の監視をGUIから簡単に設定して実行できる。ユーザーによる作り込みが不要なため、すぐに導入・利用できる。グラフ表示によって、リソース値をリアルタイムで把握したり、将来を予測したりできる
収集・蓄積機能サーバー機器、端末、OS、アプリケーションなど、IoTシステムの各種データを収集する。 収集データは、データウェアハウス/ビッグデータ分析基盤に連携させられる
リポジトリ機能監視収集対象のシステム構成と、各サーバーのマシン構成を管理する。監視機器(ノード)を用途でグルーピング(スコープ)できる
カレンダ機能Hinemos由来のカレンダ機能を利用できる。業務の営業日・メンテナンス日に合わせて、監視・収集の稼働/非稼働を簡単に設定できる
通知機能監視結果をメールやコマンド実行、syslog送信など、各種の形で通知できる。不要なメッセージの大量発生を防止できる
アクセス機能ユーザーをロール(役割)でグループ化し、システム権限とオブジェクト権限を使ってアクセス制御できる
ノードマップ機能2次元のマップ上に監視対象をグラフィカルに表現することで、インシデントを分かりやすく「見える化」する
インポート・エクスポート機能Hinemos Monicolleの設定をExcelで編集し、これを一括でインポート・エクスポートできる。リソース監視のマスター編集やMIBのインポートもできる
レポート機能システム稼働情報やパフォーマンス状況をレポートとして出力する。バッチ作成だけでなく定期的に実行してメールで自動配信できる
クラウド・VM管理機能 AWSやAzure、VMware、Hyper-Vを効率的に管理する機能を提供する
環境構築機能サーバーのOS環境構築の一連の作業を定型化できる。複数の環境に対する効率的なセットアップが可能になる
ミッションクリティカル機能Hinemos Monicolleマネージャの可用性を高める機能を提供する。トラップ型のメッセージ(syslogやsnmptrap)を取りこぼすことなく収集・監視できるほか、クラスタ構築ミドルウェアや共有ディスクを使わずに高可用性構成がとれる
ライセンス形態サブスクリプション形式。環境の変更による費用の変動は無い
価格(税別)Linux版の場合、標準版の「サブスクリプション シングル」が年額60万円、上位版の「サブスクリプション ミッションクリティカル」が年額120万円
発表日2019年10月18日
提供開始日2019年11月8日