ネットワンパートナーズの「カラタレ」は、好きな画像を選ばせるだけで社員の特性が分かるクラウド型のタレントマネジメントシステムである。これまで勘や経験に頼っていた人材配属の判断に、定量的な裏付けを加えることが可能になるという。

カラタレの仕組み。画像を選ばせるだけで社員の性格特性や知能特性などが分かるという
(出所:ネットワンパートナーズ)
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カラタレのアウトプット。(a)性格特性の上位5項目、(b)知能特性のレーダーチャート、(c)職業適性のレーダーチャート、の3つの情報が分かる
(出所:ネットワンパートナーズ)
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 60枚の画像から好きな10枚を選んでもらうだけで、個々の社員の特性が分かる。(1)性格特性(真面目など)、(2)知能特性(視覚・空間的知能など)、(3)職業適性(研究的など)、の3つの特性を分析できる。

 使い方の例として、特定の部署において評価が高い社員の特性を分析することで、その部署に適した特性を抽出できる。これにより、自社固有の文化に則した形で、活躍する可能性が高い特性を把握できる。全社員を対象に、ある部署が求める特性に近い社員をスコア化し、適合順に表示することもできる。

 従来は、選択式の質問で社員の適性を検査していた。この方法の弱点は、設問数が多く、時間がかかってしまうことである。さらに、結果を良く見せようとするバイアスがかかるため、精度が下がってしまう。

 カラタレは、要素技術として、シリコンバレーのスタートアップ企業である米dotinが開発した、色彩心理学を活用したAI技術を利用する。信頼度については、「3年間の研究と、1万人以上に対するテスト」を挙げており、従来型の適性検査と比較して約83%の信頼度が証明されているという。

 (1)の性格特性では、米dotinオリジナルの150特性のうち、もっとも当てはまる特性5つを、社員の性格特性として表示する。150の特性には、「愉快」「頭が良い」「真面目な」「意志が強い」といったものがある。

 (2)の知能特性では、教育やビジネスの現場で活用されている「多重知能理論」の8特性を、レーダーチャートで可視化する。8特性は、「内省的知能」「博物学的知能」「対人的知能」「視覚・空間的知能」「言語・語学的知能」「論理・数学的知能」「身体・運動感覚知能」「音楽・リズム的知能」である。

 (3)の職業適性では、職業選択におけるグローバル標準理論「ホランド理論」の6適性を、レーダーチャートで可視化する。6適性はそれぞれ、「企業的」「慣習的」「現実的」「研究的」「社会的」「芸術的」である。

カラタレの概要
用途と機能好きな画像を選ばせるだけで社員の特性が分かるクラウド型のタレントマネジメントシステム
特性の判定方法60枚の画像から好きな10枚を選ぶ。選んだ画像から、(1)性格特性(真面目など)、(2)知能特性(視覚・空間的知能など)、(3)職業適性(研究的など)の3つの特性を分析できる。
性格特性性格特性では、「愉快」「頭が良い」「真面目な」「意志が強い」といった米dotinが定めた150特性のうち、もっとも当てはまる特性5つを、社員の性格特性として表示する。
知能特性教育やビジネスの現場で活用されている「多重知能理論」の8特性を、レーダーチャートで可視化する。8特性は、「内省的知能」「博物学的知能」「対人的知能」「視覚・空間的知能」「言語・語学的知能」「論理・数学的知能」「身体・運動感覚知能」「音楽・リズム的知能」である
職業適性職業選択におけるグローバル標準理論「ホランド理論」の6適性を、レーダーチャートで可視化する。6適性は、「企業的」「慣習的」「現実的」「研究的」「社会的」「芸術的」である
価格(税別)最低価格は、15万円(期間:3カ月、利用者100人まで)。トライアル用の無料ライセンス(期間:1カ月、利用者10人まで)も提供する
発表日2019年10月23日
提供開始日2019年10月23日