アドバンスト・メディアの「CyberScribe」は、議事録の作成を音声認識で支援するクラウドサービスである。AI音声認識を活用した議事録作成ソフトをクラウドサービスの形態で提供する。ソフトのインストールは不要であり、Webブラウザ(Google Chrome推奨)とマイクがあれば利用できる。マイク音声をクラウドで収集してリアルタイムにテキスト化する。ZoomやTeamsといったWeb会議システムと併用できる。
特徴
ソフトのインストールが要らず、Webブラウザー(Google Chrome推奨)とマイクがあれば利用できる。マイク音声をクラウドで収集してリアルタイムにテキスト化できる。
提供形態
クラウド上では、複数人で同時に認識結果を編集し、会議と並行して書き起こし/議事録作成を行える。会議中に複数人でリアルタイムに編集できるため、議事録作成のスピードが上がる。会議をメモする必要もなくなるほか、会議中に聞き逃してもすぐに見返せる。作成した議事録は、各種形式(CSV、xlsx、docx、txt)でファイル出力できる。
仕組み
AI音声認識を活用した議事録作成ソフトをクラウドサービスの形態で提供する。
主な機能
音声認識
マイク音声をクラウドで収集し、音声エンジン「AmiVoice」を用いてリアルタイムにテキスト化する。社内用語や専門用語を辞書に登録することで、認識の精度を高められる。
翻訳機能
日本語、英語、中国語を相互的に翻訳できる。バックグラウンドでは、DeepLの翻訳サービスを利用している。互いの言語をリアルタイムに翻訳表示できるので、参加者の母語が異なる会議でもコミュニケーションがとれる。
議事録の共同編集機能
リアルタイムにテキスト化した議事録を、会議中に複数人でリアルタイムに編集できる。
議事録の検索機能
テキスト化した発言を画面上で文字列検索できる。音声データも保存しているため、選択した箇所を音声で再生できる。文字起こしテキスト上に「課題」や「決定事項」などのタグを付けておけば、タグを利用して確認したい箇所を探し出せる。
使い方
Webブラウザでクラウドサービスにアクセスすれば使える。マイク音声をクラウド上でリアルタイムにテキスト化する。こうしてテキスト化した議事録を複数人で同時に編集できる。
稼働環境
クラウドサービス。Webブラウザー(Google Chrome推奨)とマイクがあれば利用できる。
価格・料金(税別)
月額3万5000円(音声40時間まで)からで、超過分は1分あたり15円
発表日
2021年12月10日
提供開始日
2021年12月10日