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日本全国の短大、大学、大学院などの教職員504人を対象に、2021年9月22日~24日に調査した。(出所:McAfee Enterprise「教育現場におけるデジタル化の意識調査」、2021年10月7日)
日本全国の短大、大学、大学院などの教職員504人を対象に、2021年9月22日~24日に調査した。(出所:McAfee Enterprise「教育現場におけるデジタル化の意識調査」、2021年10月7日)
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 法人向けセキュリティー製品「McAfee Enterprise」を手掛けるMusarubra Japanがまとめた「教育現場におけるデジタル化の意識調査」によると、コロナ禍以前にデジタル化されたもので最も多かったのは「課題・申請などの提出方法のオンライン化」で43.5%だった。それにペーパーレス化の42.1%、オンライン授業/ゼミの実施の37.3%が続いた。「一つもない」との回答は29.0%に上った。

 この調査は、全国の短大、大学、大学院などの教職員504人を対象として2021年9月に実施した。

 コロナ禍以降でみると、「オンライン授業/ゼミの実施」が88.9%で最も多く、以下「オンライン会議の実施(80.2%)」「試験のオンライン化(43.8%)」という順になった。「一つもない」との回答は5.6%にとどまった。同社は、コロナ禍をきっかけに急速に教育現場のデジタル化が進んだ様子が明らかになったと分析する。

 デジタル化(オンライン授業を含む)の課題について調べたところ、「学生との関係が構築しづらい(67.9%)」「非対面のため学生が理解しているか把握が難しい(66.7%)」「実技や実習、研究などが伴う教科、学科はデジタル化が困難(65.5%)」の回答が6割を超えた。

 Musarubra Japanは、オンライン授業やオンラインゼミの実施が進む一方で、学生とのコミュニケーション課題を抱える教職員が多くいることが伺えるという。

 さらにデジタル化のリスクを調べたところ、「本人以外による授業の出席や、試験の代理受験(なりすましなど)」が65.3%で最多となった。