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※通信料金が無料の楽天モバイルを除いて集計した。「携帯大手」はNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク。「MVNO」は仮想移動通信事業者。「格安SIM」は携帯大手のサブブランドとMVNOの合計(出所:MMD研究所「2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」、2020年11月27日)
※通信料金が無料の楽天モバイルを除いて集計した。「携帯大手」はNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク。「MVNO」は仮想移動通信事業者。「格安SIM」は携帯大手のサブブランドとMVNOの合計(出所:MMD研究所「2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」、2020年11月27日)
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 MMD研究所がまとめた「2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」によると、携帯大手3社(NTTドコモやKDDI、ソフトバンク)の契約者が支払っている通信費は平均で月額5853円に上った。MVNO(仮想移動通信事業者)契約者の支払額に比べ、およそ2.9倍の水準だ。

 スマートフォンを利用している全国の15~69歳の男女1万5000人を対象に、端末代金などを除いた通信費のみの1カ月当たりの支払額を調査した。MVNO契約者が支払っている通信費は平均で月額2027円だった。MVNO契約者に加えて、大手のサブブランド(ソフトバンクの「ワイモバイル」とKDDIの「UQモバイル」)の契約者を含めた「格安SIM」利用者についても、支払額は平均で月額2510円にとどまっている。

 携帯大手は2019年、端末代金を値引きしない代わりに、月額通信料を最低で2000円程度まで安くする「分離プラン」を導入した。もっとも、光回線サービスとのセット割引や家族割引を適用しなければ最低料金にはならない。携帯大手の契約者でMVNOや格安SIM並みの料金水準に収まる層は限られている。

 今回の調査では、スマホ利用者が実際に契約している料金プランのデータ通信容量についても調べている。「小容量(1ギガバイト~7ギガバイト未満)」のプランを契約しているのは回答者全体の61.4%に達した。次いで多かったのは「大容量(20ギガバイト~無制限)」で16.1%だった。中容量(7ギガバイト~20ギガバイト未満)」は7.7%だった。