仕事以外でクラウドストレージを利用している2049人を対象にWebアンケートを実施。有料・無料の両方を利用する場合は有料サービス利用者として集計。
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クラウドストレージサービス運営会社・関連企業への調査と、2020年5月8~13日にインターネットユーザー4408人にWebアンケートなどを実施。(出所:ICT総研「2020年クラウドストレージサービス市場動向調査」、2020年6月8日)

 ICT総研によると、日本国内の個人が写真や動画、音楽などのデータを保存するのに使っているクラウドストレージサービスの市場が拡大を続けている。

 クラウドストレージサービスは5~15ギガバイト程度のデータ容量まで無料で利用できるものが多い。開始当初は無料で利用を始めるユーザーが大半で、「今後も無料サービスを利用する」との回答は63.9%だった。

 利用者のうち「有料サービスを利用している」と回答は14.2%あった。「今後は有料サービス利用を検討する」という回答は11.5%だった。保存容量が増えて有料サービスに移行する利用者が年々増加する傾向にあるという。

 ICT総研の推計では2018年度(2019年3月末)に4684万人だった日本国内の利用者は2019年度に4962万人に増加し、2022年度には5561万人に拡大する見込みという。

 有料サービスの利用者数は2022年度に1601万人に増加する見通し。有料サービス利用者の増加によって個人向けクラウドストレージサービスの市場規模は2022年度には857億円に拡大する見込みという。

 インターネットユーザーへのWebアンケートで最も利用者数が多いサービスは「Googleドライブ」で、次いで「iCloud drive」「Dropbox」「Microsoft OneDrive」が続いた。

 多くの利用者は複数のサービスを使い分けている。リモートワークの増加によってクラウドストレージサービスを仕事で利用する利用者も増加しており、今後は取捨選択が進んで大手のシェアが高まるという。