マイナポイント「内容把握」14% 利用したいサービス首位はPayPay

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インターネットユーザー1万754人にWebアンケート。調査期間は2020年6月19日~22日。(出所:ICT総研「2020年6月 マイナポイント利用意向に関する調査」、2020年6月29日)
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 総務省が2020年9月に始めるマイナポイントの認知度・理解度についてICT総研が2020年6月に調査したところ「内容を把握している」との回答は14.1%にとどまった。「聞いたことがない」は47.3%にのぼった。

 マイナポイントについて回答者に説明したうえで利用意向を聞いたところ「利用したいと思う」という回答は33.9%で、利用意向者は3人に1人程度にとどまった。「利用したいと思わない」が25.6%、「分からない・回答不可」は40.5%だった。

 マイナポイントを利用するには「マイナンバーカード」が必要だ。マイナンバーカードを既に取得した回答者のマイナポイントの利用意向は58.2%だった。まだ取得していない回答者のマイナポイント利用意向は24.6%だった。カード未取得者の利用意向は明らかに低い傾向がある。

 総務省はマイナポイントの目的の1つとして「マイナンバーカードの普及促進」を掲げる。調査を手掛けたICT総研は、マイナポイント制度の魅力や利点を消費者に理解してもらえるかどうかが、カード普及にも大きく影響しそうだと指摘する。

 マイナポイントを利用するにはマイナンバーカード取得後にキャッシュレス決済サービスを1つ登録する必要がある。マイナポイントを利用できるキャッシュレス決済手段の一覧のうちどのサービスを利用したいか聞いたところ、調査時点でPayPayの利用意向がトップだった。クレジットカードなどの既存のキャッシュレス決済手段と比べて、QRコード決済の存在感が高まっていることが読み取れるという。