東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は2019年10月29日、完成したばかりの有明体操競技場(東京都江東区)を報道陣に披露した。こけら落としは11月28日に開幕するトランポリンの世界選手権だ。20年東京五輪では体操競技、パラリンピックではボッチャの会場となる。17年11月に着工し、10月25日に竣工した。

報道陣に公開された有明体操競技場の内部(写真:日経アーキテクチュア)
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競技場内部の全景。鉄骨造、一部木造(屋根)の地上3階建てで、延べ面積は約4万m2、最高高さは約30m(写真:吉田 誠)
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 同競技場の特徴は約90mスパンの木造梁。国産カラマツの集成材を使用している。鉄骨などを構造材として併用しない木造梁のスパンとしては、世界最大級となる。観客席や外装などにも国産のスギ材を積極的に採用。木の総使用量は約2300m3に上る。新国立競技場の約2000m3を上回り、今回の五輪に向けて新築される会場の中で最も多くの木材を使った。

 組織委員会の福井孝一ベニューゼネラルマネージャーは「木のぬくもりや香りが感じられる、シンボリックで開放感あふれる会場になった。東京2020大会の開催まで残り約9カ月、その成功に向けて準備を進めたい」と話した。

半屋外の2階コンコース。打ち水による蒸散作用で冷却効果を発揮しやすくなるよう、木チップ舗装を採用している(写真:吉田 誠)
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競技場を西側から見る(写真:吉田 誠)
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