2020年東京五輪に向けて大変貌を遂げる東京と周辺の街を、建築・鉄道・道路など多面的な視点で展望する。
※本企画は日経 xTECHの連載「東京大改造」からの転載です。日経 xTECH Activeでの掲載期間は各記事6カ月間となります。
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JR中野駅から北へ延びる中野通りは、桜の名所の1つ。西武新宿線と交差する箇所は、桜のアーチの向こうに電車が横切る人気の撮影スポットだが、その光景は5年後に見ることができなくなる。着々と進む連続立体交差事業の様子を写真でお伝えする。
東京の日本橋上空に架かる首都高速道路を地下化する事業で、シールドトンネルなど主要3工事の発注手続きが2022年4月から始まる。各工事とも、入札参加者の技術提案を基に2者に絞り込み、それぞれ実施(詳細)設計を発注。7~12カ月の実施設計期間を経て、総合評価落札方式で施工者を決定する。
小田急電鉄と東京メトロが事業主体となる都内の「新宿駅西口地区開発計画」に、東急不動産が参画する見通しになった。2022年2月9日、小田急電鉄と東急不動産が基本合意した。総事業費のうち、小田急電鉄と東急不動産の投資予定額は2000億円程度になる見込みだ。
東京都港区芝浦1丁目で、地下1階・地上9階建ての「港区立芝浜小学校」が2022年4月に開校する。教室の他、体育館やプール、校庭などを建物に詰め込んだ。
東京地下鉄(東京メトロ)は2022年1月28日、有楽町線を豊洲から住吉(いずれも東京都江東区)へ、南北線を白金高輪から品川(いずれも東京都港区)へそれぞれ延伸する事業の許可を国土交通省に申請した。延伸に要する総建設費を計4000億円と見込む。
「有明アリーナ」「国立代々木競技場改修」担当、安東直・久米設計専務執行役員などに聞く(後編)
スタジアムやアリーナを、収益性のある多目的施設として運用する。全国の同種施設が直面する課題だ。久米設計は「有明アリーナ」の設計の他、「国立代々木競技場」の改修設計など近年話題のアリーナに関わっている。また、PFIをはじめ公民連携のプロジェクトにもいち早く取り組んできた。それら経験の中で感じてきたジ…
「有明アリーナ」「国立代々木競技場改修」担当、安東直・久米設計専務執行役員などに聞く(前編)
東京五輪・パラリンピックの閉幕から3か月。会場となった新規恒久施設は、2022年から23年に始まる「後利用」のための工事に入っている。14~15年の基本設計当時あまり語られなかった設計者の取り組みは、どのような経験を基にしたものだったのか。「有明アリーナ」の基本設計などに携わった久米設計の面々に聞…
カナダウッドジャパンは2021年11月30日、ツーバイフォー工法で用いられる枠組み壁工法構造用製材で製作する構造部材「NLT(Nail-Laminated Timber)」が、2022年11月開業予定の「東京芸術大学国際交流拠点(仮称)整備事業」で採用されたと発表した。前田建設工業が実施設計の一部…
東京都東部を流れる荒川の堤防で弱部となっている鉄道橋との交差部について、かさ上げの完了予定が従来の2024年度から37年度に延期された。用地取得の範囲を縮小するため、橋の架け替えルートを現在の橋により近い位置へ変更。切り替え工事を多段階に分ける必要が生じて工期が延びた。事業費は364億円から730…
三菱地所とTBSホールディングスが進める「赤坂2・6丁目地区における開発計画」が国家戦略都市計画建築物等整備事業として内閣総理大臣の認定を受けた。両社は東京メトロとも連携し、2棟の超高層ビルを2028年度までに新築。劇場・ホールを新設する他、近隣施設と共にエンターテインメントシティーを形成する。
清水建設が東京・豊洲で開発を進める「ミチノテラス豊洲」で2021年11月1日、オフィス棟「メブクス豊洲」の入居が始まった。街区全体の街開きは22年4月を予定し、ホテルがオープン。それ以降に都市型道の駅「豊洲MiCHiの駅」も供用を開始する。
国交省は、JR東日本が計画中の「羽田空港アクセス線」のうち、羽田空港の敷地内を通るトンネルなどを整備する。施工上の課題が多い開削トンネルの一部を先行して進め、2023年に着工する。
東急不動産と鹿島が進める「九段南1丁目プロジェクト(仮称)」で、登録有形文化財である旧九段会館を一部保存・復元する工事が2021年12月に完了する。保存部分には「免震レトロフィット工法」を採用して耐震性を高める。ジャッキアップで建物を持ち上げて柱を切断し、免震装置を入れる工事は大詰めを迎えた。
JR東京駅前の八重洲エリア。超高層タワー2棟の工事が進む中、3つめの大規模再開発事業が本格始動する。八重洲二丁目中地区市街地再開発組合などは2021年10月26日、「八重洲2丁目中地区再開発」の事業を担う同組合の設立を発表した。「日八京」の現況と併せて報告する。
東京海上ホールディングスと東京海上日動火災保険は2021年9月30日、丸の内にある東京海上日動ビル本館と新館を一体で建て替える計画をまとめた。建物の設計は、レンゾ・ピアノ氏が主宰するRenzo Piano Building Workshopおよび三菱地所設計が手掛ける。世界最大規模の木造ハイブリッ…
ソニーとソニー企業(東京・中央)は、東京・銀座5丁目の数寄屋橋交差点前で展開してきた「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」を2021年9月30日に“一時閉園”。新ビルは高さ34m、地下4階・地上5階建ての施設になると明らかにした。
野村不動産と野村不動産ビルディング、JR東日本は、国家戦略特別区域計画の特定事業「芝浦1丁目プロジェクト」に、2021年10月1日着工すると発表した。浜松町ビルディング(旧・東芝ビルディング)を建て替え、高さ235mのツインタワーを30年度に竣工する。街区全体でCO2排出量の実質ゼロを目指す。
美術家の荒川修作とマドリン・ギンズがデザインした「三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller」が、コロナ禍で苦境に立たされている。荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所は2021年9月13日、大規模な修繕計画を実行するため、クラウドファンディングを開始した。
平和不動産と山種不動産、ちばぎん証券は2021年8月24日、東京・日本橋兜町に建設した複合施設「KABUTO ONE」の竣工式を実施し、一部を開業した。アトリウムには金融街のシンボルとして、世界最大規模のキューブ型LEDディスプレーを設置した。
東京・紀尾井町の角地に、ガラスで覆われた15m角のコンクリートキューブが出現した。高低差がある敷地の1階ピロティにある、多角形の4本柱がキューブを地上約3.6mまで持ち上げ、建物に浮遊感を与えている。