2020年東京五輪に向けて大変貌を遂げる東京と周辺の街を、建築・鉄道・道路など多面的な視点で展望する。
※本企画は日経 xTECHの連載「東京大改造」からの転載です。日経 xTECH Activeでの掲載期間は各記事6カ月間となります。
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2020年東京五輪に向けて大変貌を遂げる東京と周辺の街を、建築・鉄道・道路など多面的な視点で展望する。
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東京・銀座を通る自動車道「KK線」の高架橋の路面を緑化して歩行者専用路に再整備する構想が具体化し始めた。学識者や東京都職員などで構成する「東京高速道路(KK線)の既存施設のあり方検討会」が、2020年9月24日に取りまとめた提言書の素案で示した。KK線は日本橋上空の首都高速道路の地下化に伴って自動…
JR東日本グループのジェイアール東日本都市開発は2020年9月10日、有楽町駅と新橋駅の間の高架下に商業施設「日比谷OKUROJI(オクロジ)」を開業した。約300mに及ぶ連続する通路を整備すると同時に、日比谷側(西側)の道路に接続する5カ所の出入り口を設け、回遊性を持つ商業街として再生した。
三菱地所は2020年9月17日、「東京駅前常盤橋プロジェクト」の詳細を発表した。街区名称は「TOKYO TORCH」に決定。約2万m 2の屋外空間や、高さ約390mのタワー頂部に設置する展望施設のデザインなどを明らかにした。全体の総事業費は約5000億円を見込む。
神宮前交差点の角地に、建築家の平田晃久氏が外装などをデザインする商業施設が2022年度に竣工する予定だ。外観の特徴は、様々な角度で光を反射するガラスファサードと屋上緑化。事業主体の神六再開発と東急不動産が、外観イメージを公表した。
日本財団は2020年9月15日、安藤忠雄氏がデザインした「神宮通公園トイレ」で安藤氏による説明会を開催した。話題のMIYASHITA PARKに隣接する公共トイレの特徴は、風通しがいい縦格子の外壁と雨宿りができる大きな屋根ひさしだ。
乗降客数「世界一」を誇る新宿駅における、駅舎、駅前広場、駅ビル一体の改造が本格化する。小田急電鉄と東京地下鉄(東京メトロ)は2020年9月9日、同2社が事業主体となる新宿駅西口地区開発計画の概要を明らかにした。東京都庁舎を超える、高さ約260mの超高層ビルが29年度に完成予定だ。
2019年10月の台風19号で多摩川に土砂が堆積した影響などで、進捗が遅れていた「羽田連絡道路」の台船による桁架設がようやく完了した。多摩川渡河部の長さ602.55mのうち、約半分以上を架け終わった。
「東京港にできた海の森大橋へ向かってほしい」。こう頼まれて迷わず到着できる人はほとんどいないはずだ。カーナビの地図にもまだ登録されていない地点かもしれない。
日本財団は、誰でも快適に利用できる公共トイレを設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を実施している。東京都渋谷区に合計17の公共トイレを設置。2020年8月5日からまず3カ所で供用を開始した。このプロジェクトには、安藤忠雄氏や伊東豊雄氏、隈研吾氏、槇文彦氏、坂茂氏ら、16人の建築…
東京臨海副都心の整備に関しては、1995年に世界都市博の中止を決定した後、様々な巻き返し策が図られてきた。近年目立つのは、都心との結節点である豊洲や、東京五輪の招致を機に会場施設が立ち並んだ有明北地区の動きだ。核となる巨大複合開発「豊洲ベイサイドクロス」「有明ガーデン」などを2020年7月時点の写…
三井不動産グループによる新ホテルブランドの第1弾「sequence MIYASHITA PARK」が2020年8月1日、東京・渋谷区の「新宮下公園等整備事業」が進められてきた街区の北側に開業した。
大深度地下に建設中の東京外かく環状道路(外環道)大泉ジャンクション(JCT)―東名JCT間の事業費が、これまでの見込みから7600億円増えて2兆3575億円に膨れ上がることが分かった。国土交通省関東地方整備局が2020年7月30日に開催した事業評価監視委員会で明らかにした。
2020年を目指して建設するも、コロナ禍の下で開業などを見合わせていた大規模開発による施設群が、緩やかに動き始めている。湾岸西部の「羽田イノベーションシティ」「羽田エアポートガーデン」「東京ポートシティ竹芝」「ウォーターズ竹芝」を20年7月現在の写真でリポートする。
読売新聞グループ本社、読売巨人軍、東京ドームの3社は2020年7月20日、読売巨人軍の本拠地である「東京ドーム」(東京都文京区)における新型コロナウイルス感染予防対策の今後の展開を発表。「世界トップレベルの清潔・安全・快適なスタジアム」を目指すとしている。
東京都は2020年7月17日、「スマート東京(東京版 Society5.0)」の実現に向けた「都市OS」の実装を推進するため、都内の3つのプロジェクトを選定し、支援すると発表した。選ばれたのは「大丸有地区スマートシティプロジェクト」「Smart City Takeshiba」「豊洲スマートシティ」…
東急不動産は2020年6月30日、新街区「東京ポートシティ竹芝」の中核となるオフィスタワーが5月29日に竣工し、9月14日に開業予定と発表した。最先端のスマートビルを標榜するオフィスタワーには、ソフトバンクグループが入居する。
住友不動産は2020年7月1日、東京・西新宿の「新宿住友ビル」低層部に「三角広場」を開業した。築46年の超高層ビル足元の有効空地を、ガラスの大屋根と外壁で覆った無柱のアトリウム空間だ。同社によると、改修によって特定街区制度の有効空地を屋内化した初のプロジェクトとなる。
東京・立川に新街区「GREEN SPRINGS」が誕生した。6月に主要な施設が続々とオープン。写真で、屋上まで続く階段状のカスケード(人工滝)や遊べる「大皿」、昭和記念公園ビューのホテルといったハイライトを見ていこう。
首都高横浜北線の馬場出入り口は、入り口を首都高速道路で初めて自動料金収受システム(ETC)専用にした。理由は住宅街に囲まれた丘陵地という地形的な制約と、2カ所に設ける一般道路の接続位置との関係で、半径100mほどの狭い敷地に急カーブで複雑ならせん形状の進入路を収めたからだ。
トヨタ自動車子会社で自動運転のソフトウエア開発を手掛けるトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(TRI-AD)。の新オフィス。TRI-ADの持つ技術開発思想と一体になった空間を探訪してみた。