アディダス ジャパン(東京・港)は2022年1月22日、サステナビリティー(持続可能性)を前面に押し出した直営店「アディダス ブランドセンター 原宿」(東京・渋谷)を開業する。商品の約65%を環境配慮型にするほか、二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えたスニーカーなどを販売する。さらに国内店舗としては初めて、スニーカーを長く使えるように汚れを落とすサービスや、無料でボトルに給水できるサービスも始める。

入り口から見た店舗内
入り口から見た店舗内
(出所:アディダス ブランドセンター 原宿)
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 「新店舗の最大の特徴はサステナビリティーを体感できる設計だ」――。同月20日、報道機関向けの内覧会で同社担当者は語った。来店した顧客には「サステナビリティーについて考えてもらうと共に、アディダスの取り組みを知ってもらいたい」(同)という。

 新店舗はJR原宿駅から徒歩4分の距離に立地。地下1階、地上2階の計3フロアでスニーカーやスポーツウエアを販売する。さまざまな側面で環境に配慮した。例えば、店舗の床の一部には亜麻仁油や石灰岩などの天然素材で造る床材の「マーモリウム」(リノリウム)、壁の一部には間伐材を使った素材を採用した。再生素材の建材を使うのは日本の店舗では初めてだという。照明は全てLEDにし、売り場以外の照明は人感センサーにより不要時は消灯するなど、エネルギー効率を高める工夫をしている。

 環境に配慮したサービスも始める。その1つがスニーカークリーニングサービス「SNEAKER SERVICE」だ。スニーカーの手入れを手伝い、長く使えるようにする。表面の汚れを簡単に落とす無料サービスと、洗剤やスチームなども使う2000円台のサービスから選べる。

スチームでスニーカーをクリーニングする様子
スチームでスニーカーをクリーニングする様子
(出所:アディダス ブランドセンター 原宿)
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 「ウォーターファウンテン&ウォーターボトル」という給水サービスも提供する。店舗1階に無料の給水スポットとオリジナルボトルの販売エリアを設けた。買い物やランニングの途中に利用してもらう想定。使い捨てのPETボトルなどを減らす狙いだ。

店舗1階にある給水スポット
店舗1階にある給水スポット
(出所:アディダス ブランドセンター 原宿)
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