米クアルコムテクノロジーズ(Qualcomm Technologies)は、4Gスマートフォン向けにモデム内蔵プロセッサーSoC「Snapdragon」の新製品を3つ発表した(ニュースリリース)。7シリーズ(上から2番目のシリーズ)の「720G」、6シリーズ(同3番目)の「662」、4シリーズ(上から4番目/下から2番目)の「460」である。

今回の新製品。Qualcomm Technologiesの写真
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 Snapdragon 720Gは、現在7製品ある7シリーズの中で、上から5番目の製品。8nmプロセスで製造し、CPUは同社のCPUコア「Kryo 465」8個で構成(2個は2.3GHz動作のCortex-A76相当コア、残り6個は1.8GHz動作のCortex-A55相当コア)。GPUコアは同社のAdreno 618。DSPコアはHexagon 692。Snapdragon Elite Gaming機能を備え、ゲームやエンタテインメント体験を向上させられるという。LTEモデムはCat 15対応の「X15」で、ダウンリンク速度は最大800Mビット/秒。Snapdragon 720G搭載のスマホは2020年第1四半期中に市場に登場する見込み。

 Snapdragon 662は現在11製品ある6シリーズの中で、上から4番目の製品。11nmプロセスで製造し、CPUは同社のCPUコア「Kryo 260」8個で構成(4個は2GHz動作のCortex-A73相当コア、4個は1.8GHz動作のCortex-A53相当コア)。GPUコアは同社のAdreno 610。DSPコアはHexagon 683。6シリーズ製品では初めてトリプルカメラをサポートする。LTEモデムはCat 13対応の「X11」で、ダウンリンク速度は最大390Mビット/秒。Snapdragon 662搭載のスマホは2020年末までに市場に登場する見込み。

 Snapdragon 460は、現在5製品ある4シリーズの中で、最上位製品。11nmプロセスで製造し、CPUは同社のCPUコア「Kryo 240」8個で構成(うち4個は1.8GHz動作のCortex-A53相当コア)。GPUコアは同社のAdreno 610。DSPコアはHexagon 683。LTEモデムはCat 13対応の「X11」で、ダウンリンク速度は最大390Mビット/秒。Snapdragon 460搭載のスマホは2020年末までに市場に登場する見込み。

 なお発表によれば、現在までに、7シリーズ搭載の商用端末は85機種以上、6シリーズ搭載の商用端末は1600機種以上、4シリーズ搭載の商用端末は2500機種以上に達するという。