オリンパスはAI(人工知能)を搭載した内視鏡画像診断支援ソフトウエア「EndoBRAIN-Plus(エンドブレインプラス)」を2021年2月5日に国内で発売すると発表した。大腸の内視鏡画像をAIで解析して浸潤がんの可能性を示し、医師の治療方法の選択を支援する。大腸における浸潤がんの診断において、国内で初めて薬事承認を取得したAI製品になるという。

内視鏡画像診断支援ソフトウエア「EndoBRAIN-Plus」の概要イメージ
(出所:オリンパス)
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 EndoBRAIN-Plusは、超拡大内視鏡「Endocyto」で撮影した大腸内視鏡画像をAIで解析する。判別結果(非腫瘍・腺腫・浸潤がんの可能性)を数値でリアルタイムに表示し、内視鏡手術と外科手術のどちらの適応になるかといった判断を支援する。判別結果は通常検査の内視鏡操作と連動して自動で表示されるため、特別な操作を必要とせず最適なタイミングで支援を受けられる。

 ソフトウエアは昭和大学横浜市北部病院と名古屋大学、サイバネットシステムが開発した。臨床性能試験を経て、サイバネットシステムが医薬品医療機器等法の製造販売承認を2020年7月15日に取得済み。オリンパスがサイバネットシステムから国内における独占販売権を取得した。