米シリコン・ラボラトリーズ(米Silicon Laboratories)は、Bluetooth 5.2対応の無線通信SoCとして「EFR32BG22(BG22)」を発表した(ニュースリリース)。省電力設計で、コイン電池で最大10年間動作するという。

今回の新製品の「EFR32BG22(BG22)」
Silicon Laboratoriesのスライド
[画像のクリックで拡大表示]

 BG22は同社の「Wireless Gecko Series 2」の第2弾製品に当たる。第1弾製品の「BG21」と「MG21」は2019年5月に発表されている(関連記事)。今回、Silicon Laboratoriesは、BG22の新製品を3種、すなわち「EFR32BG22C112」と「EFR32BG22C222」、「EFR32BG22C224」発表した。

 EFR32BG22C112は、大量生産向けに低コストが求められる用途に向けた製品。最大38.4MHz動作のCPUコア「Arm Cortex-M33」、352Kバイトのフラッシュメモリー、1M/2Mビット/秒のBluetooth PHY、18本のGPIOなどを集積する。送信出力は0dBm、受信感度は-99dBm(どちらも1Mビット/秒PHYの場合)である。

 EFR32BG22C222は、高い性能と大きな送信出力を持つ製品。CPUコアは最大76.8MHz動作のCortex-M33。GPIOは26本。送信出力は+6dBmである。

 EFR32BG22C224は、方位測定用のIQサンプリング機能を備え、125kビット/秒および500kビット/秒のBluetooth LEコーデドPHYを集積した製品。受信感度は-106dBmと高い。動作温度範囲の上限が+125℃と高いことや、フラッシュメモリー容量が512Kバイトと大きなことも特徴という。

 BG22のパッケージは、5mm×5mmの40ピンQFNと、4mm×4mmの32ピンQFN、4mm×4mm×0.3mmの32ピンTQFPが用意される。出荷開始は2020年3月の予定。価格は大量発注時に1個当たり0.52米ドルからである。評価/開発向けに「EFR32BG22 SoCスターターキット」と「Thunderboard EFR32BG22評価キット」を同じく2020年3月より提供開始予定で、価格は19.99米ドルからとなっている。