東芝デバイス&ストレージは、オン電流が大きい2.54SOP6パッケージ封止のフォトリレーを3製品発売した(ニュースリリース)。阻止電圧(VOFF)が+30Vの「TLP3106A」と、+60Vの「TLP3107A」、+100Vの「TLP3109A」の3製品である。受光側に同社最新の「トレンチ構造U-MOSプロセス」で製造したMOSFETチップを採用することで、同社従来品に比べてオン抵抗を低減し、オン電流を大きくすることに成功した。TLP3106Aのオン電流は4.5A、TLP3107Aは4A、TLP3109Aは3Aである(いずれも絶対最大定格値)。このため、1a接点の機械式リレーの置き換えが容易になったという。FA用制御機器や入出力(I/O)インターフェースボード、HVAC(Heating Ventilation and Air Conditioning)機器、セキュリティー機器、計測器などに向ける。

オン電流が大きい2.54SOP6封止のフォトリレー。東芝デバイス&ストレージの写真
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 赤外光LEDとフォトMOSFETを光結合させたものだ。入出力間の絶縁耐圧は1.5kVRMS(最小値)を確保した。例えば、阻止電圧(VOFF)が+30VのTLP3106Aの特性は以下の通り。パルス時のオン電流は13.5A(絶対最大定格値)。トリガーLED電流は3mA(最大値)。オン抵抗は30mΩ(最大値)。ターンオン時間は2ms(最大値)で、ターンオフ時間は0.5ms(最大値)である。安全規格として、「UL 1577」と「EN 60747-5-5」の認定を取得している。パッケージの外形寸法は7.0mm×6.3mm×2.1mm(端子部を含む)。動作温度範囲は−40〜+110℃。すでに量産を始めている。価格は明らかにしていない。