米Alpha and Omega Semiconductorは、実装面積が18mm×7.5mmと小さいパッケージ「IPM-7」に封止したインテリジェント・パワー・モジュール(IPM)「AIM702H50B」を発売した(ニュースリリース)。同社独自のMOSFETプロセス技術「αMOS2」で製造したスーパージャンクション(SJ)型パワーMOSFETを3相分、すなわち全部で6個のSJ型パワーMOSFETを内蔵した。パワーMOSFETの耐圧は+500Vで、オン抵抗は4Ω(最大値)である。低出力のブラシレス直流(BLDC)モーターを駆動する3相インバーター回路に向ける。エアコンなどの白物家電に搭載するファンモーターの駆動に使える。

実装面積が18mm×7.5mmと小さいBLDCモーター駆動用インテリジェント・パワー・モジュール。Alpha and Omega Semiconductorのイメージ
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 6個のSJ型パワーMOSFETのほか、それぞれのパワーMOSFETを駆動するゲートドライバー回路やブートストラップダイオードを集積した高電圧IC(HVIC)を1パッケージに収めた。パワーMOSFETのドレイン-ソース間漏れ電流は100μA(最大値)と少ない。制御信号入力の受信回路はアクティブハイのシュミットトリガー回路で、対応する電圧範囲は+3〜18Vと広い。スイッチング速度を最適化することなどで、放射電磁雑音(EMI)を低減したという。10kΩの抵抗器を外付けして使用する温度モニター機能を用意した。低電圧ロックアウト(UVLO)機能や過熱保護機能などを搭載した。動作温度範囲は−40〜+150℃。すでに量産出荷を始めている。1万個購入時の米国での参考単価は2.7米ドルである。