NTTドコモは、米マジックリープ(Magic Leap)のMR(Mixed Reality)用ヘッドマウントディスプレー(HMD)「Magic Leap 1」を、2020年5月以降に発売する(ニュースリリース)。一般ユーザー向けと法人向けの両方で販売し、価格は現時点で未定。5G(第5世代移動通信システム)を活用したサービスの市場拡大につなげる。

米マジックリープの「Magic Leap 1」
(撮影:日経クロステック)
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 一般ユーザー向けにはドコモオンラインショップで、法人向けにはドコモ法人営業部門でそれぞれ販売する。「販売価格は現時点では未定」(NTTドコモ広報)という。なお、米国での価格は2295米ドル(約25万円)である。NTTドコモは、同製品の本体以外に、コントローラー単体なども個別で販売する。

 Magic Leap 1は、2018年8月に発売した「Magic Leap One: Creator Edition」をマイナーアップグレードした製品で、性能はほぼ同じだという。同製品は、米マイクロソフト(Microsoft)が2016年3月に発売した「HoloLens」を超えるHMDとして期待されていたが、これまで日本国内では販売されていなかった。

 NTTドコモは、5Gの主な用途としてVR(Virtual Reality)やAR(Augmented Reality)、MRを挙げている。「空間コンピューティング(Spatial Computing)」の実現に5Gが活用できるとし、サービス創出と市場の拡大を狙う。

 一方で、今回発売するMagic Leap 1は5Gに対応していない。マジックリープが2021年にも発売を予定する「Magic Leap 2」に期待がかかる。

マジックリープFounder, President and CEOのRony Abovitz氏
2020年1月23日に「DOCOMO Open House 2020」で講演した。(撮影:日経クロステック)
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