米Advanced Micro Devices(AMD)は、プロフェッショナルが使うワークステーションに向けたMPUの新製品「Ryzen Threadripper PRO 5000 WXシリーズ」を2022年3月8日(現地時間)に発表した ニュースリリース 。20年7月に発表した「Ryzen Threadripper Pro 3000 WXシリーズ」(以下、既存製品)*1の後継製品に当たる。新製品は中国Lenovo(レノボ)の新しいワークステーション「ThinkStation P620」に搭載された ニュースリリース

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新製品の「Ryzen Threadripper PRO 5000 WX」がLenovoのワークステーション「ThinkStation P620」に搭載されるイメージ
新製品の「Ryzen Threadripper PRO 5000 WX」がLenovoのワークステーション「ThinkStation P620」に搭載されるイメージ
(出所:LenovoのThinkStation P620紹介ビデオからキャプチャー)
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 既存製品のCPUは「Zen 2」コアで構成していたが、新製品では「Zen 3」コアを集積する。コアの置き換えによってIPC(Instructions Per Cycle)が向上すると共に動作周波数がやや引き上げられ、さらにL3キャッシュの構成が変わったことで、新製品は既存製品に比べて2倍以上高速になった。競合製品である米Intel(インテル)のワークステーション向けMPU「Xeon W-3300プロセッサー」*2と比較しても2倍以上の性能だという。

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 新製品は1ソケットのMPUで5モデルからなる。ハイエンドのモデルは64コアを集積しスレッド数は128。以下、32コア、24コア、16コア、12コアを集積したモデルを用意した。主な仕様は下表の通りである。

新製品の各モデルの主な仕様
新製品の各モデルの主な仕様
(出所:AMD)
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