米Keysight Technologiesは、GUI(Graphical User Interface)を統一したベンチトップ型の計測器4種を発表した(ニュースリリース)。4種はいずれもリモートでの操作や管理が行える。企業の実験室での測定や、大学や学校における実習での利用を見込む。

「Smart Bench Essentials(SBE)シリーズ」
4種の計測器とソフトウエアからなる。(出所:Keysight Technologies)
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 4種の計測器は、オシロスコープ、デジタルマルチメーター、DC電源、ファンクションジェネレーターである。これらの計測器で使えるソフトウエアを含めて、Keysightは「Smart Bench Essentials(SBE)シリーズ」と呼ぶ。4種の計測器のうち、オシロスコープは同社が2017年3月に発表した「InfiniiVision 1000 Xシリーズ」(2チャネルの4機種)の最新機種である*1。1000 Xシリーズには19年3月に4チャネルの2機種が追加された*2。また、20年3月に2チャネル4機種の改良版が発表された*3。SBEシリーズに含まれるのは、19年3月発表の4チャネル2機種と、20年3月発表の改良版2チャネル4機種、合計6機種である。

オシロスコープ「InfiniiVision 1000 Xシリーズ」の概要
(出所:Keysight Technologies)
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 「1000 Xシリーズが非常に好評だったので、今回、同じGUIを持つ3種の計測器を新規開発し、SBEシリーズとしてそろえた」(日本法人のキーサイト・テクノロジー)。新規開発の計測器は、5.5桁デジタルマルチメーターの「EDU34450A」、3出力DC電源の「EDU36311A」、1/2チャネルのファンクションジェネレーターの「EDU33211A/EDU33212A」の3種である。SBEシリーズの計測器は全機種、USBに加えてEthernetに対応し、ネットワークに接続できる。

5.5桁デジタルマルチメーター「EDU34450A」の概要
(出所:Keysight Technologies)
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3出力DC電源「EDU36311A」の概要
(出所:Keysight Technologies)
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1/2チャネルのファンクションジェネレーター「EDU33211A/EDU33212A」の概要
(出所:Keysight Technologies)
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SBEシリーズのハードウエアの参考価格
(出所:Keysight Technologies)
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 上述したようにSBEシリーズにはソフトウエアも含まれる。各測定器のセットアップなどをする「BV0001B/2B/3B/4B PathWave Instrument Apps」は標準添付。複数の機器を構成したり管理したりする「BV9111EDU PathWave Lab Manager」とリモートアクセス管理やスケジュール管理の「PW9112EDU ParhWave Remote Learning」は有償で提供される。

SBEシリーズのソフトウエア
3つある。一番上の「BV0001B/2B/3B/4B PathWave Instrument Apps」は計測器に標準添付される。ほかの2つは有償での提供。(出所:Keysight Technologies)
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SBEシリーズのソフトウエアの参考価格
(出所:Keysight Technologies)
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