米AMD(Advanced Micro Devices)は、サーバー向けMPU「第2世代EPYCプロセッサー」に、動作周波数を高めた3製品「7Fx2」を追加した(ニュースリリース)。第2世代品は台湾TSMCの7nmプロセスで製造するx86アーキテクチャーのMPUで、米インテル(Intel)のサーバー向けMPU「Xeon」の競合品に当たる。

新製品の主な仕様
ブースト動作周波数は1コア動作時の最大値。価格は1000個購入時のチップ単価。AMDの表
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 第2世代EPYCの第1弾製品は、2019年8月に正式発表されている。新製品は第1弾製品と同じCPUコア「Zen 2コア」を集積するが、コア数を抑える一方で定格動作周波数を引き上げた。動作周波数がそのまま性能に直結しやすいアプリケーション、例えば、商用HPC(High Performance Computing)やデータベース(DB)などに向けた設計となっている。

 例えば24コア/48スレッドで比較すると、第1弾製品の「7402」の定格動作周波数/ブースト動作周波数は2.8GHz/最大3.35GHzであるのに対して、今回発表の7F72では3.2GHz/最大3.7GHzとなっている。

 AMDによれば、今回の新製品は競合製品と比べてSQL Serverの性能で17%、VMmark 3.1のスコアで47%、米ANSYSのCFD(Computational Fluid Dynamics)ソフトウエアの処理性能で最大94%上回ったという。米Dell EMCや米HPE(Hewlett Packard Enterprise)、中国Lenovo、米Nutanix、米SupermicroなどのOEMメーカーによる80以上のプラットフォームが、今回発表の7Fx2に対応したとする。また、米IBMのクラウドサービスのベアメタルサーバーにも7Fx2が採用されるという。