米AMD(Advanced Micro Devices)は2021年4月13日(米国時間)に、Zen 3マイクロアーキテクチャーを採るデスクトップPC用MPUの新製品「Ryzen 5000Gシリーズ」の出荷を、OEM向けに開始した。同社のWWWサイトで新製品は紹介されているものの、リテール向けの出荷が始まっていないためか、新製品のニュースリリースは出されていない。

新製品の利用イメージ
(出所:AMD)
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 AMDは、Zen 3マイクロアーキテクチャーのデスクトップPC用MPU「Ryzen 5000シリーズ」を20年10月に発表している。今回のRyzen 5000Gシリーズは、これにGPUを追加した製品である。Ryzen 5000Gシリーズは6モデルから成る。CPUコア数は8/6/4。ベース動作周波数は4.0G~3.2GHz。ブースト時の最大動作周波数は4.6G~4.2GHz。TDP(熱設計電力)は65/35Wである。Ryzen 5000GシリーズはRyzen 5000シリーズと同様に台湾TSMCの7nm世代の製造プロセスで製造する。

新製品6モデルの主な仕様
(出所:筆者作成)
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 AMDによれば、新製品は競合製品と比べてかなり高速だという。例えば、新製品の「Ryzen 7 5700G」は競合の米Intelの「Core i7-10700」と比較して、コンテンツ作成で平均38%、演算処理で平均80%性能が高いとしている。また集積したGPUコアの性能はIntel製品比で2.17倍高速だという。

新製品と競合品を比較
(出所:AMD)
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