米Diodes(ダイオーズ)は、16Gビット/秒(bps)と高いデータ伝送速度に対応したリドライバーICを2製品発売した(ニュースリリース)。どちらも「PCI Express 4.0(Gen4)」規格に準拠する。さらに、「PCI Express 1.0」「PCI Express 2.0」「PCI Express 3.0」といった従来規格に対する後方互換性を確保した。

 2製品の内訳は、1対2のデマルチプレクサー回路を4つ内蔵した「PI3EQX16612」と、2対1のマルチプレクサー回路を4つ内蔵した「PI3EQX16621」である。どちらの製品もプログラマブルなリニアイコライザー回路を搭載しているため、一般的なリドライバーICに比べてプリント基板上の配線長を延ばすことができる。デスクトップパソコンやノートパソコン、ワークステーション、サーバー、組み込み機器などに向ける。

データ伝送速度が16Gビット/秒と高いリドライバーIC。
Diodesのイメージ
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 入出力の信号形式は、特性インピーダンスが100ΩのCML(Current Mode Logic)。リニアイコライザー回路の出力振幅や利得などは端子設定によってユーザーがプログラム可能だ。このため、周波数に対する利得特性をフラット(平坦)にできるため、シンボル間干渉(ISI)ジッターを低減可能だとする。レシーバーICの自動検出機能や、トランスペアレント伝送に向けたリンクトレーニング機能などを用意した。電源電圧は+3.3V。パッケージは2製品どちらも実装面積が3mm×6mmの40端子TQFN。動作温度範囲は0〜+70℃。すでに量産を始めている。3500個購入時の参考単価は2製品どちらも2.90米ドルである。