ソニーグループは2022年4月21日、ペルチェ素子でユーザーの体を冷やす冷感デバイス「REON POCKET 3」を発売した。同シリーズの第3世代となる新機種は、駆動時間が従来の最大約2倍、吸熱量が最大約1.5倍に向上した。ユーザーの好みに合わせて冷却強度を自動調節する新機能も搭載する。メーカー希望小売価格は税込み1万4850円。

REON POCKET 3
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REON POCKET 3
(出所:ソニーグループ)

 同シリーズは、きょう体表面に露出した数cm角の「ペルチェ素子」と呼ばれる半導体に電圧をかけて吸熱反応を起こし、ユーザーの体を冷やす製品である。専用ウエアのポケットか専用ネックバンドに挿入し、首の後ろに当てて使う。新機種のきょう体の寸法は約54mm×約20mm×約116mmで、重さは約92gである。これらは前機種と変わらない。

 新機種の主なハードウエアの改良点は、ペルチェ素子と放熱機構だ。ペルチェ素子の抵抗率を下げることで、従来と比較して同じ電圧をかけた場合の発熱量を抑えた。さらに、放熱フィンの設計を見直して放熱効率も向上させた。これらの工夫により冷却効率が向上し、前述のように駆動時間と吸熱量が大幅に伸びた。1回の充電で最も冷却が弱いモードなら約4.5時間、最も強いモードなら約2時間駆動できる。

 ユーザーが初期設定した温度を維持する自動制御モードも新たに搭載する。例えば、ユーザーの体がほてっている時は強く冷やして、体が冷えている時は冷却を弱める。体表面などの温度を精度よくセンシングするために、温度センサーの数を増やした。従来は2個だったが、今回は計4個にした。

 その他、きょう体を専用ポケットから着脱する動きや、体表面に付けたり外したりする際の温度変化を検知して、自動で冷却を開始・停止する新機能も入れた。